脳もいい天気

小中高生の勉強基地Y's 廿日市市佐方2丁目。
文系女性・理系男性のベテランが各1名。
がんばるぞっ!!

私は正しい。

2017年02月06日 | 塾のこと
以前も記事にしましたが、町おこしや、過疎対策に興味があり、その勉強のために大学院に行こうかとまで
考えていた(親の介護でそれどころではなくなったが)私ですが、ただいま面白い記事を見つけました。

東京一極集中の一因とされる東京都内への大学集中の是正案を探るため、有識者会議の初会合を開いた・・・・云々。やっぱりね。
有識者じゃなくてもわかりますよね。
大学へ行って遊ぼうと思っている高校生が、親が金を出してくれるのをいいことに
東京の大学へ行きたがり、そして遊ぶ。
東京へ出たら地元へはあまり帰りたくない。
そして地方は寂れる。誇りを失う。
観光でもどう?・・・・という流れ。

根本的に間違っているのですね、大人が。
そして経済と深く関わっているという理由で、
本質にはあえて目を向けない。
これが日本の政治のずるいところです。
何しろ「金」「経済」優先。

はっきり言って、塾が偏差値の高い東京の大学志向の手助けをしていないとは言いませんが、
地方創生と言うなら、観光よりまずは東京の私大のひとつでもふたつでも
地方へ移してみろ、そして、大学側(教授含む)と学生(高校生含む)の本気度を試してみろ!と
思うのです。
某有名私大が副都心に移転(=繁華街から遠い)しただけで、志願者が激減したという例もあるとおり、
親が一生懸命働いて子供に勉強をさせても、所詮遊びたい盛り。
多くの高校生は大学の質に興味があるのではなく、立地条件に魅力があるのです。

地方に引っ越した有名大学を想像してみて欲しい。
高校生たちよ。
特に、「それなりの学力はある」高校生たちよ。
行く気になりますか。
山間部にある上智大学、島嶼部にある早稲田大学、離島にある慶應義塾大学
無理~と思う人は多いはず。

知ってて知らないフリをするのはやめたいですね。
おとな。