脳もいい天気

小中高生の勉強基地Y's 廿日市市佐方2丁目。
文系女性・理系男性のベテランが各1名。
がんばるぞっ!!

大学3年生就職活動開始

2017年03月02日 | 塾のこと
Y'sを卒業して現在大学三年生の奴ら(13歳のときからのつきあいなので、あえて「奴ら」)
がまたまたY'sに顔を出してくれました。
就職活動が始まったので、もう準備だけはかなり前からしていたようで、
「中間報告のつもりで来ました」
と言ってくれます。
近頃は終身雇用を期待せず、初めの就職先は踏み台程度に考えているようですね。
逸れは時代の流れだから無理もないと思うけど、で、どんな業種?と聞くと
「証券会社です」と。

「こら~」と思わず大声を出してしまいました。
実は私の初めての就職は証券会社だったのです。
同期は皆心を病み、ノルマに苦しみ、一人二人と消えていき、
上司の中には出奔した人も。
いやなんとも荒い世界で、ブラックかと言われれば思いっきりブラックでした。
残業はほぼ毎日。酒を飲むか胃薬飲むかの毎日でした。
私も結局バブルの崩壊(ブラックマンデー)を経験し1年半で辞めました。


いや~、自分の失敗談はだいたい生徒にしゃべっているつもりなのですが、
「え~知らなかった。どうしよう、考え直そうかな~」
「来て良かったです」と言って帰っていきました。
私の時代だからブラックだったのであって、今はそうでもないのかもしれませんが、
彼にはもっと他の分野で良さを発揮できるはずだから、
軌道修正するようにアドバイスをしておきました。
どんな仕事でも大変だけど、心を病んで死にたくなるような仕事には
つかないでもいいのではないかと思うのです。
命あればこそ収入の使い道もあるのです。

ヒエラルキーの頂点に立ちたいんですよね、と考えるのも良いでしょう。
しかし・・・・ああ~なんとアドバイスしても若くてエネルギーに満ち溢れているときは
「自分は大丈夫」と思うものだからしかたありませんね。自分もそうでした。
親のように公務員にはなるまい、教職にはつくまい、もっとアブナくても親より収入のいい企業に入って、
えらそうにしていた(父)親を見返してやりたいばかり考えていました。
あの頃にかえって人生やり直したいもんです。

みんな、また来いよ。

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