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*:・'゚☆

冠水車や除染が必要な車が普通に市場へ出回っていると車屋談

2020-10-17 | その他
先日、知り合いの車屋から興味深い話を聞いたんだ。
その人物は業界事情に詳しく、切れ者でヨタ話を語るタイプではない事を前提として
参考までに、あくまで書ける部分だけ記しておきます。

かつて、3.11(日本で大規模震災&放射能漏れ事故)が起きたじゃないですか。
当時、対象エリアに止めてあった多くの車は被爆し、国の基準を超える放射性物質が検出されていたそうです。
なかには後日、外部から入った現場作業員が一時的に使用していた作業用自動車からも放射性物質が検出されており
こちらの方は、ニュース報道もされた。
ただ、作業に使用された車は除染(放射能を取り除く作業)が行われたそうです。

だがしかし、一般車の多くは汚染された状態のまま中古車市場へと出回っていた。

良心的or真面目な業者は、車の引き取りを拒んだ。
あるいは、後に事情が判明した場合は、返品していた。
やや普通の業者は破格で販売した。
そうでないところは、黙って通常価格にて販売していた。

ちなみに、除染作業を行えば、ある程度は放射能を取り除く事が出来るものの・・・
手間暇がかかり、車体価格に見合わない作業などは放置されていたらしく
台数的に結構存在していたそうです。

今は時間が経過しているので、現役で走っている車は少ないと思われるも
非常に怖い話。

話はかわり
こちらは現在進行形の話。

近年の日本は、大雨被害等などによる様々な冠水被害が多発しているじゃないですか。
住居が冠水するという事は、当然地域にある車も冠水している。

そして現在、冠水車も、結構市場へ出回っているそうです。
状態によって、安く売られていたりしているケースがあるとの事。
もちろん冠水状況が足元のマットあたりまでであればごまかしようがあるとして
シートまで完全に冠水していた車もあるが
かんたんなクリーニングでわからないように出来るケースもあるとの事。

冠水の方はレベルにより大きく状況が変わってくるので、素人目で判断は付きにくいが
エンジンルームなどのダメージは一般人にはわからないですからね...、

そして、先述した2つのケースに多く見られるのは、記録簿等の無い車が多いとの事。
※車は車検証・自賠責・各種税金関連証書が有れば、記録簿(新車当時どこで購入したか。今までどのような整備を、どの工場で行ったのか。または、マニュアル等)が無くても問題は無い。

記録簿...人間に例えるなら、戸籍や住民票のようなものではあるが
人によっては、車を家電製品のような感覚で捉え、安く売られていて
とりあえず普通に動くのであれば気にしないという層の存在があるので
普通に購入するケースは多い。
※記録簿等の無い中古車の存在は昔からあったそうです。

スマホやケータイなどは、下取りに出すと冠水(水ポチャ等)に関しては非常にうるさく
蓋を開ければ、冠水したかどうかがわかるシールまで貼られている。(メーカー出荷時からあり)
そして、冠水がわかると買取価格は安くなってしまい、後に業者や個人が転売するさいには、冠水シールの状況から、「冠水商品です」の説明が必要となり
安く売られているという状況がある。
※あくまで動く場合。

というのも、小型精密ガジェット製品が冠水した場合、それなりなダメージはあるはずで、下手すると、ある日突然で動かなくなりますからね。

だが、車の場合、冠水していても、しばらくは動くケースがあるので、素人目だと物によっては分からない....
しかし、冠水によるダメージは大きい。


これらケースは、走行距離をごまかすメーター改ざんなどより、実は恐ろしかったりしているのだが・・

ようは、過去のブラックな歴史は消し去ればいいんじゃね。
という事なんです。


よく、不動産で事故物件って有るじゃないですか。
あれは、事故が起きて次の購入者or入居者へ告知する義務があるも
それ以降からの告知義務は無い。

中古車の場合、過去に事故や関連した修復歴があるのかどうかを購入者へ伝えなければならないとされているも、非常に曖昧で「何か問題が有っても、現在はわからないように修復されていれば、普通に修復歴無しで販売している」

また、業者間で書類上で転売をしてしまえば
過去には何もなかった物として扱っていいとされているので
ある意味、中古で何かを購入する時は、先述した件を踏まえ
気を付けたほうが良いのではないだろうか。


同様の理屈からすると。
今、日本では一部個人間で一般的な中古品売買が盛んにおこなわれているも
ひょっしたら同じような状況があるかも知れない。

安くて壊れなければ良いのかもだが・・・



コメント
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