11月も下旬に入り、勤労感謝の日を前後する頃になると決まったように遠い昔が思い出される。
農家の取り入れも完全に終わり、冬支度に忙しくなるこの頃に毎年、青年団が小学校の講堂を借りて素人演芸会を開いていた。
寄せ集め楽団の演奏をバックに歌謡大会。但しこれは前座。本命はやはり、縞の合羽に三度笠、手っ甲・脚絆に身を包み、長脇差一本ぶち込んで踊るは「名月赤城山」。
何人かの舞踊ショーが済んだらキリ狂言、「吉良の仁吉」ときたもんだ。
♪♪ 好いた女房に 三行半(みくだりはん:離縁状)を 投げて長脇差 長の旅 恨むまいぞえ おいらのことは ……♪
などという歌で始まる歌謡芝居。外題も筋書きもセリフも、流行に流行ったメジャー級。
ところが演じる役者はド素人。 声は小さい通りは悪い……時折パラパラと親戚の者が拍手をくれる程度。
それでも下手は下手なりに必死だったなー。セリフの言い回しはどれほど練習しても納得行かなかった。その分、踊りでカバーした…と本人は思っている。
この演芸会に向けて9月終わり頃から練習が始まる。段々寒くなってくる。本番近くなると、講堂の板敷きの冷たさが身にしみる。練習が終わるといち早く、近くのお好み焼き屋の鉄板を囲み反省会。ほとんど毎夜。
ついつい弱いのも忘れて熱燗のコップ酒に手を出す。これが失敗。ある晩ちょっと飲み過ぎた。まさに七転八倒の急性アルコール中毒。あれ以来、今もって熱燗のプーンと来るあの匂いだけで酔った気分になってしまう。
そんなことこんなことを身をもって体験しながら、今があるんだなーと思う。晩秋というより初冬の煌々と冴える月を見ると、気分はあの頃にスーっとタイムスリップする。 なんでもかんでも食らいついて必死だったような気がする。 今は、食らいつく気持ちに変わりはないが、少し歯が弱って、なんでもかんでも…とは行かなくなった。
愚にも付かない回顧録のお粗末…… チョーン!!
( 写真: 恥も外聞もない若さの特権。素人演芸会 )
農家の取り入れも完全に終わり、冬支度に忙しくなるこの頃に毎年、青年団が小学校の講堂を借りて素人演芸会を開いていた。
寄せ集め楽団の演奏をバックに歌謡大会。但しこれは前座。本命はやはり、縞の合羽に三度笠、手っ甲・脚絆に身を包み、長脇差一本ぶち込んで踊るは「名月赤城山」。
何人かの舞踊ショーが済んだらキリ狂言、「吉良の仁吉」ときたもんだ。
♪♪ 好いた女房に 三行半(みくだりはん:離縁状)を 投げて長脇差 長の旅 恨むまいぞえ おいらのことは ……♪
などという歌で始まる歌謡芝居。外題も筋書きもセリフも、流行に流行ったメジャー級。
ところが演じる役者はド素人。 声は小さい通りは悪い……時折パラパラと親戚の者が拍手をくれる程度。
それでも下手は下手なりに必死だったなー。セリフの言い回しはどれほど練習しても納得行かなかった。その分、踊りでカバーした…と本人は思っている。
この演芸会に向けて9月終わり頃から練習が始まる。段々寒くなってくる。本番近くなると、講堂の板敷きの冷たさが身にしみる。練習が終わるといち早く、近くのお好み焼き屋の鉄板を囲み反省会。ほとんど毎夜。
ついつい弱いのも忘れて熱燗のコップ酒に手を出す。これが失敗。ある晩ちょっと飲み過ぎた。まさに七転八倒の急性アルコール中毒。あれ以来、今もって熱燗のプーンと来るあの匂いだけで酔った気分になってしまう。
そんなことこんなことを身をもって体験しながら、今があるんだなーと思う。晩秋というより初冬の煌々と冴える月を見ると、気分はあの頃にスーっとタイムスリップする。 なんでもかんでも食らいついて必死だったような気がする。 今は、食らいつく気持ちに変わりはないが、少し歯が弱って、なんでもかんでも…とは行かなくなった。
愚にも付かない回顧録のお粗末…… チョーン!!
( 写真: 恥も外聞もない若さの特権。素人演芸会 )
残るのは…
ふ~ん・・・大滝秀次さんを思い描いているところです…
残るのは…優しさ、人の良さ、暖かさ、そして…
ゆっくりイメージしていきますね。
今も「素敵」ですよ、お顔は、見えませんがそう感じます。
「煙草のけむり」
作詞作曲ともに五輪真弓です。
「恋人よ」以外の五輪真弓の歌が好き、というほど彼女の歌は好きです。
96年 「Now & Forever」ベストコレクションでCDに入っています。
昨夜の「店番」の影響で、私も久しぶりに裏通りをさまよってみました。
「煙草のけむり」すっごくいい歌ですね。赤いマッチの火は貸して欲しいですね、いつでもどこからでも、ソーっと手を差し伸べられる近さで…。
もしも私に歌えるものなら、愛唱歌の仲間に組み入れます。どなたの?いつ頃の?誰が作曲したの?などを教えて頂きたいです。
煙草の煙のお陰で助かっているのかも、今は…。 只、40数年前は煙もモヤも必要ない…と思い上がっていたでしょうね。それが青春ですよね。
今は、大滝秀次さんから凄味と厳しさを差し引いた感じでしょうか…。
五輪真弓の「恋人よ」もですが、それ以上に?好きな歌があります。
「煙草のけむり」
煙草のけむりの中に かくれて見えない
あなたはどんな顔で 私を見てるの?
初めて会った時も
あなたは煙草をくわえ そして云った
“火をかして下さい 僕の暗い心に
火を灯してください あなたの赤いマッチで”
・
・
・
でも私には何も見えない
あなたの顔が見たい 煙草を吸わないで
・
・
ちょっぴりお顔を拝見したいなと。。いうことでした。お気になさらずに、です。
“”内のメロディも好きで何度繰り返し聞いた事やら。
氷川きよしの股旅演歌が売り出されたときは一瞬ときめきましたよ。
21世紀、ようやく掲載されました。まさに一年遅れです。明日早速手に入れて目を通します。
他にいなかったからお鉢が回った…というのが本音です。でも最高に燃え上がった一時代ではありました。
忘年会はお互い、二の線で迫りましょう。役者はいっぱいいますよ。
昔も昔、大昔のの杵柄ですからすっかり朽ち果てましたよ。
でも、2ヶ月近くを、大勢の仲間とチームを組んで、素人芝居の練習に精を出した思い出は昨日のことのようですが、実は40年以上前のことなんですよねー。
だだっ広い板の間の冷たさが足の裏に、色々やってきたなー…という充実感が胸の中に、今も焼き付いています。
年輪の加わった渋い長脇差さばきは拍手でしょう。
今日21世紀掲載の1席を拝見しました。改めておめでとうございます。
やっぱり、こっ恥ずかしかったねー…と反省してます。
モヤがかかり、遠くからの小さい写真なので少しは見られるんですよ。アップなどしたら間違いなく夢が壊れますよ。
「手に取るな やはり野におけ れんげ草」
keiさんのご依頼、何としてもお答えしたいのは山々ですが、虫眼鏡をご利用頂けると有り難く思います。真面目に、ごめんなさい。
私の青春時代は、こんなのんびりした片田舎ででした。東京という夢の世界に思いを馳せながら成長してきました。所詮、井に中の蛙です。悪しからず。
踊りよし、歌もよし。そのころから鍛えていたとは知りませんでした。忘年会では今回は踊りも披露してください。昔取った杵柄、期待しています。
虫眼鏡を使えばOKですか?やってみようかな?
もやもやと…もやがかかり、美景ならぬ美形です。
もっと鮮明に頼みます。
明日になれば、もやもはれるでしょうから。
どこの町内にも舞台に独壇場の目立つ役者?がいたものでした。
yattaro-さんは人気NO1だったんじゃないですか。
上の写真を虫眼鏡で拝見しました。(右の写真)
なかなかの美形、歌舞伎役者のお顔です。
思わず、大向こうから「いよっ~、待ってました」と
叫びたくなりましたよ。
お写真拝見し……
「素人」演芸会!!!
もしかして!!
ワ~~オ~ッ
【お願い】
お願い!再アップして!もっと鮮明に!
お願いしますね!
私のお願い聞いて 聞いて下さい