このブログに新型コロナウイルスの憂いが登場したのは、1年2か月前の2020年2月のこと。
以来どれだけの字数、行数をコロナ、コロナのために費やしてきたことか。それでも未だ衰えを見せず、大都市対象の緊急事態宣言は発出のままゴールデンウイークを迎えようとしている。
コロナウイルス撃退の実効が期待されるワクチン接種が、我が町岩国でも具体的に始まった。
行政からの接種クーポンが届けられ、集団接種会場あるいは限られた少数の医療機関での接種など、個人が接種場所を選択できる道筋が出来ている。但し、医療機関での接種希望をしても、その医療機関で診療継続中の人は受け入れるが、それ以外の人は受け入れられない実態があるという。
もっとも、ワクチンの量や割り当てには限りがあるのだから、個人医療機関が無制限に接種希望者を受け入れられないことは理解出来る。ただそういった医療機関でも、申し込みは早い者勝ち。一定量に達したら、公共の集団接種会場を利用するとこになる。これが大変で、申し込みが出来ないのでなんとかならないか、との個人的問い合わせもある。
集団接種会場の申し込み電話がつながらない、という不評である。それでなくても、恐ろしいコロナが相手なのに、何度電話してもつながらず、ワクチン接種が自分まで回って来ないんじゃないかという不安に晒されている。そこで、じゃあインターネット申し込みをしましょうか。といって検索を始めるのだが、これがまた難敵というか、意外に複雑でなかなか思い通りに進まない。なんでこんなにややこしいシステムにしてあるのか。「そりゃあんたのパソコンレベルが低いのよ」とあざ笑われているようで癪に障る。
それでも何でも、頼んできた人にとっては死活問題。あれこれ2時間近くかけて、出張所や本庁関係者に問い合わせながら、ようやく「申し込み完了」を取り付けて喜ばれた。
行政の担当者の皆様、高齢者相手のワクチン接種の能書きを、なんでこんなややこしい手続きにするの?誰でも簡単に、特に高齢者の理解しやすい方法を作るべきじゃないの?
専門的にプログラムを扱っている人の言う「簡単なレベル」と、初めてのコロナ接種申し込みに対応する人のレベルとは、いわゆるレベルが違うんよ。
役所の手続きは難しい、ややこしい、という苦情に対応する優しさが欲しいねー。少なくとも、出張所の人たちには、住民に説明出来るくらいの資料を提供するべきではないか、一度どこかその筋で掛け合ってみたいものだ。
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