「通院苦」病院待合室風景
病院に通い始めて苦痛を感じるのは、治療やリハビリの他に「待たされる」という無駄な時間が流れる口惜しさである。それも、完全に予約を取っている。その予約と言うのは、病院と患者との一種の約束じゃないのかなと思っている。たまに何かのアクシデントなどで待たされのは許容の範囲だが、こちらは約束の時間に遅れてはならないとばかりに、20分程度のゆとりを持って出かけるのよ。それでもしら~~とした顔で待たされる。
そんな通院苦を感じるようになったのは、病院というものに通い始めてからだからまだ日が浅いよね~などと思っていたら、自慢じゃないが間もなくまる3年になりそうである。2021年秋から左肩痛で本格的な病院通いが始まった。左肩は治ったがそのころからあれやこれや病院通いが多くなった。年齢も80歳を超えるころであった。
悪性の前立腺癌です、と宣告されて以来少し落ち込み気味の中で、処置方法を選ぶ頃に発症した帯状疱疹。この痛みを和らげる治療は発症から10ヵ月にもなる今も続いている。今日も点滴に行って来た。家を出て家に帰り着くまでまる4時間。点滴に正味1時間として往復のクルマが1時間。残る2時間が待ち時間である。
ただ、珍しく今日は大入りだった。診察室前のソファに腰を下ろしたのが予約の10分前。隣の人に何時の予約ですかと聞いたら「もう予約は30分過ぎています」。ということはアタシなんざ随分先の話、と覚悟をきめたらまさにその通り。
もっとも、病院通いの時は他に予定は入れないから、ゆったりのんびり病院の待合室で・・・サマにならないよね~。怒ってみても何も改善されることはない。治療専一におとなしく。それにしてもあの通院苦なんとかならないかね~。
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