如月ついたち。正月元旦に襲った能登半島地震による悲嘆と悔恨の入り混じる中で、早くも1ケ月が過ぎた。
ニュース映像を見るたびに、地震の恐ろしさ、津波の何もかも飲み込んでしまう無残な爪痕。地震列島に住んでいる私たちにとっては、明日は我が身という怖さと共に、もしも!!に対する当面の対処法をしっかり身につけることが肝要である。
季節は流れて梅の香漂う2月を迎えて、毎年のことながら月々の和名の呼び方に興味がわく。
2月は如月(きさらぎ)、衣更着が転じた説というのが一般的で、厳しい寒さに備え重ね着をする季節というのだから説得力もある。その一方で、陽気が更に来る月だから「気更来」(きさらぎ)になった説、春に向けて草木が生えはじめるから「生更木(きさらぎ)」になった説などがあるようだ。
もう一つ夢を持たせるように「初花月」「仲春」「雪消月」「雁帰月」と呼ばれ、最も寒い季節をこんな風に風流気分で受け止めるのもいいね~。
そしていよいよプロ野球がキャンプイン。何かと腹立たしいこともあるプロ野球観戦ではあるが、やっぱり選手と一緒になって勝ちに向かって応援できるのは、気持ちに張りをもたらせる。球春も間近!
さて今年のカープさん。新井さんの2年目采配を楽しみにしたい。そんなプロ野球が震災被災地に少しでも希望と勇気を届けられると嬉しい限りである。
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