最後の一輪を咲かせた我が家の「墨田の花火」
本物の墨田川花火大会、今年は7月29日土曜日にすでに行われている。
ホンモノに対抗したわけでもあるまいが、我が家のアジサイ「墨田の花火」は、今シーズン最後となり一輪を見事に花開かせている。
本来ならアジサイは6月の1ヵ月間が最盛期で、遅咲きが精一杯頑張っても7月の半ばにはシーズンを終えるはずである。
それなのにそれなのに、何故だろう。まるでシーズン真っ最中のような見事な咲きっぷりである。
しかも、日本はもとより世界中がヘトヘトになるほどの猛暑・酷暑の中でも、頑丈な茎や葉っぱは青々として今を盛りと思わせる。ある種の狂い咲きなのかもしれないが、わたしたち育ての親にとっては有難いことである。
自然の偉大なちから、偉大なエネルギーは今さら評価するまでもないが、あのちっちゃな草花から樹齢数百年と言われる大木に至るまで、そのすべてが花を咲かせ実を生らせて子孫の繁栄につなげている。暑すぎようと寒すぎようとその営みになんら変わることはない。とくに草取りに悩まされる雑草の生い茂る逞しさたるや、人間さまが大いに真似るべきところである。花と名のつく植物は。飽くまでも花を咲き切らせるために生き、花と共にシーズンを終える。それぞれ自分の命の燃やし方を心得ているということか。
未婚者の増加、子供の出来ない結婚家庭など人間の生き方が多様化することは、少子化が益々進行する。季節外れの墨田の花に語りかけてみる。
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