「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「カボチャの独り言」

2024年07月13日 | 晴耕雨読

                                                       
                ポツンと一つ、フェンスによじ登ったカボチャ

今年は何かにつけて生り物の生育がよくない年のようである。
プロの農家さんはそんなことは言っていられない。どんな事情があろうともそこそこの生産量を上げる必要にせまられているので、我々のような呑気なことは言っていられない。

素人家庭菜園作者にとっては、腕前のあるなしは置いといて、雨不足・日照り不足など天候不順のせいにしてはばからない。そんな中でもカボチャは今年も精一杯ツルを伸ばし花を付けた。しかし昨年に比べると数は実に少ない。アルミフェンスの約1m下の畑から這い上がって今年もカボチャを実らせた、それもたった1個だけ。昨年はカメラに納めるほどアルミフェンスに数個のデカいのがぶら下がった。

スイカも同じように大物は3瓢、小玉だってわずか5~6個。
カボチャもスイカも実の生るツルに咲く花には、雌花と雄花の花粉をくっつけ合うことで雌花の実が定着するのはご承知の通り。その雌花と雄花の交配というか受粉をさせるためには、花から花へと渡り歩くハチや蝶などの小動物が欠かせない。ことしはそのハチや蝶の花粉媒介者が少なかったようだ。

それは異常気象も原因するが、小動物が飛び交うのをまるで害虫とばかりに絶滅させるような畑作りや、棲み処を奪う必要以上の草刈りなどに精を出し過ぎなかったかな?と実りの少なかったカボチャやスイカが独り言を言っている。それにしてもお年は小さなハチや蝶が少ない気がするね~。


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