我が家の玄関わきに植わっている八重の白梅。つぼみは大量に付いていて、いつほころび始めてもおかしくないのにつぼみがなかなか膨らまなかった。この写真を撮ったのは2月2日である。あれから優に3週間が過ぎ、如月も終わろうかというのにどうなってんの、とやきもきした一昨日あたりから二輪・三輪、まさにちらほら。
そして昨日・今日の思いがけない暖かさに、あの固かったつぼみが一気にほころんだ。やったぜ。梅のつぼみがほころんだぐらいで何をそんな大げさに・・・という向きもあろうが、手入れをし、水やりを忘れず一緒に春を待ったのよ。
それにしても、一旦つぼみが付いてほころぶのは目前の日から、ひどい寒波がやってきてふくらみかけたつぼみを一気にもとの固い小さなつぼみに戻してしまった。つぼみの状態が長く続くと、腹を減らしたヒヨの餌食になりかねない。
こんなわずかなことでも平年通りに行かないと、何かしら不吉な勘繰りが頭を駆け巡る。なにかと不安材料が多すぎる昨今。とにかく異常なく穏便に過ごせる日々は貴重である。
花の時期が長い梅の花。香りと共にしばらく浅春を楽しむとしよう。
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