小春日和の吉香公園
小春日和に恵まれた初冬の一日。孫三男坊の悠雅君が幼稚園の「落ち葉ひろい」の遠足に。
時期やよし、久しぶりの吉香公園。カメラの出番Ⅱを狙って先回り。彼らがやってくるのを待った。
ピンクの帽子に空色の上っ張り。おそろいの制服のはずなのに・・・。
何故かひとり、上っ張りの上からグレーのカーディガンをしっかり着込んだのがいる。
これが我が孫悠雅君。敢えて色違いを着せて、ジジの目にもすぐに判別できるように、との配慮なのか。
単なる寒がり屋の母親が、自分と同じように思って、寒さ対策の気遣いで余分に一枚着せたのか。まあまあ目立っている、
少し離れた駐車場で園のバスを降りてから、お友達と仲良くお手手つないでやってきた。
やや遠くから望遠のカメラを向けると、鋭く見つけてわざと横を向いたり、お友達の陰に隠れたりするいたずらっ子。
生意気に、一丁前に照れている。最初はなかなか顔を向けない。何回か無駄なシャッター切っていると、ようやくよそ見をしながらではあるが手を振った。顔はしっかり笑ってる。
先生が記念写真を撮り始めると、今度は顔も体も斜(はす)に構えて、上目使いのVサイン。
先生の陰に隠れるようにこちらもパチリ!それも何枚か撮っているうちにやっとこさ、普通の顔、普通の姿でVサイン!!。
記念写真一枚撮るのだって、先生方のご苦労は並大抵ではない。手間暇かけてなんとか一枚形になって、さあお弁当。
せっかくの彼や彼女のお楽しみ。あまり長く邪魔するのも却って気を遣うだろうから、カメラテストを終えたら早々に引き揚げた。
それにしても、さくら組さん27人。二人の先生で面倒を見ている様子であったが、気の毒なほど大変なお仕事ではある。
家に帰るとお山の大将で、ジジやババにわがまま放題注文を付ける三男坊。だけど、やはりみんなとの行動では、場所をわきまえ歩調を合わせる気配りもしているようだ。それでいいのだ。それが当たり前なのだ。
いずれにしても、こんな被写体にカメラを向けると、なんかしらファインダーを覗く目が笑ってしまう。
結構観光客は訪れますよ。いいところです。