北海道に来たなら行きたいと思っていた場所のひとつが余市蒸溜所。
これまで本州にある蒸溜所の主だったところは訪問してきた。
サントリーの山崎蒸溜所、白州蒸溜所、ニッカウイスキーの宮城峡蒸溜所、本坊酒造の信州マルス蒸留所。
そんな中、ニッカウイスキー創業の地、余市蒸溜所は長年の憧れの工場であった。
北海道は遠い。
いつか北海道を訪れる時が来たら必ず行くぞ、と心に誓って十数年。
ようやくその時がやってきた。
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北海道滞在最終日。
前日夜半に蒸溜所隣にある道の駅に到着し、車で眠った。
翌朝開門時刻まで時間を潰し、道の駅に車を残し歩いて入口へと向かった。
前日に偵察したところでは、蒸溜所の駐車場の入口は道の駅の反対側にあったので、そこまで歩かねばいけないと思っていたが、意外や正面玄関は道の駅のある通り側にあった。
ラッキー。
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施設内のガイドツアーに参加することも出来たが、ウイスキーの作り方はもう知っているし、好きに写真を撮りたかったので自由見学にした。
もちろん無料で見学できる。
正面玄関の建物をくぐると赤い屋根にコンクリートブロックの壁が統一感ある建物群が待っていた。
おー、こんなところだったのね。
入ったところは思ったよりこじんまりとした感じ。
作業の役割別に棟を分けて建物は並び、手前から順に見学していった。
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蒸溜所の花形はやっぱりポットスチルだろう。
ここの蒸溜棟には銅製の釜が7個も並んでいた。
春と秋には実際に石炭をくべて蒸溜する作業を見学できるらしい。
その作業日を狙って訪問するのはとても難しいが、見てみたい光景である。
きっと暑いんだろうなあ。
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敷地内には開業当時の事務棟や研究棟も残されていた。
研究棟はリタハウスという愛称がつけられていた。
マッサンの放映がなければ、リタってなんだ?と思ったことだろう。
まあ、熱心に見てた訳ではないので、撮影にどう使われたのかは分からないけど…。
リタハウスは中に入れなかったが、事務棟は備品がきれいに保存された室内をガラス越しに見ることができた。
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その向こうにウイスキー樽の貯蔵庫のエリアがあった。
こちらは広い、…けど見学できるのは見学コース横の建物だけだ。
残念だったのは中に入れる貯蔵庫は見学用で、並ぶ樽は空っぽ。
本当のウイスキーを仕込んだ樽の貯蔵された蔵には入れなかった。
蒸溜所見学で私が一番楽しみにしてるのが、ウイスキーの香りでいっぱいの貯蔵庫に入ることだ。
小人になってテイスティンググラスの中に入った気分になる。
上記の4蒸溜所では全て長期のお仕事中の貯蔵庫に入れ、蒸溜所により香りの濃淡はあるものの、樽から染み出る天使の分け前をさらに分けてもらって呼吸して、幸せな気分になったのだが…。
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さらに歩みを進めると、ウイスキー博物館や試飲会場、売店などがある。
当然試飲はできないから試飲会場のある建物見学はパス。
売店で自分へのお土産を買った。
一般的に蒸溜所に来る酒好きの一番のお楽しみは試飲なんだろうけど、過去蒸溜所を訪ねてウイスキーを試飲したことが無いという経歴?を持つのもなんか悲しい。
そんでもってお土産は買うから、私はいいお客さんですな。
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売店の向こうは蒸溜所の駐車場だった。
ここに止めたら逆から見学するか、周りをできるだけ見ないようにして
、反対側の玄関まで歩いて帰ってくる時見学するかしないといけない。
敷地の都合上仕方ないのかもしれないけど、おかしな配置になってる。
道の駅に車を止めた私にはラッキーだった。
こうして憧れの地の見学を実現できたのだった。
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これまで本州にある蒸溜所の主だったところは訪問してきた。
サントリーの山崎蒸溜所、白州蒸溜所、ニッカウイスキーの宮城峡蒸溜所、本坊酒造の信州マルス蒸留所。
そんな中、ニッカウイスキー創業の地、余市蒸溜所は長年の憧れの工場であった。
北海道は遠い。
いつか北海道を訪れる時が来たら必ず行くぞ、と心に誓って十数年。
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ようやくその時がやってきた。
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北海道滞在最終日。
前日夜半に蒸溜所隣にある道の駅に到着し、車で眠った。
翌朝開門時刻まで時間を潰し、道の駅に車を残し歩いて入口へと向かった。
前日に偵察したところでは、蒸溜所の駐車場の入口は道の駅の反対側にあったので、そこまで歩かねばいけないと思っていたが、意外や正面玄関は道の駅のある通り側にあった。
ラッキー。
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施設内のガイドツアーに参加することも出来たが、ウイスキーの作り方はもう知っているし、好きに写真を撮りたかったので自由見学にした。
もちろん無料で見学できる。
正面玄関の建物をくぐると赤い屋根にコンクリートブロックの壁が統一感ある建物群が待っていた。
おー、こんなところだったのね。
入ったところは思ったよりこじんまりとした感じ。
作業の役割別に棟を分けて建物は並び、手前から順に見学していった。
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蒸溜所の花形はやっぱりポットスチルだろう。
ここの蒸溜棟には銅製の釜が7個も並んでいた。
春と秋には実際に石炭をくべて蒸溜する作業を見学できるらしい。
その作業日を狙って訪問するのはとても難しいが、見てみたい光景である。
きっと暑いんだろうなあ。
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敷地内には開業当時の事務棟や研究棟も残されていた。
研究棟はリタハウスという愛称がつけられていた。
マッサンの放映がなければ、リタってなんだ?と思ったことだろう。
まあ、熱心に見てた訳ではないので、撮影にどう使われたのかは分からないけど…。
リタハウスは中に入れなかったが、事務棟は備品がきれいに保存された室内をガラス越しに見ることができた。
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その向こうにウイスキー樽の貯蔵庫のエリアがあった。
こちらは広い、…けど見学できるのは見学コース横の建物だけだ。
残念だったのは中に入れる貯蔵庫は見学用で、並ぶ樽は空っぽ。
本当のウイスキーを仕込んだ樽の貯蔵された蔵には入れなかった。
蒸溜所見学で私が一番楽しみにしてるのが、ウイスキーの香りでいっぱいの貯蔵庫に入ることだ。
小人になってテイスティンググラスの中に入った気分になる。
上記の4蒸溜所では全て長期のお仕事中の貯蔵庫に入れ、蒸溜所により香りの濃淡はあるものの、樽から染み出る天使の分け前をさらに分けてもらって呼吸して、幸せな気分になったのだが…。
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さらに歩みを進めると、ウイスキー博物館や試飲会場、売店などがある。
当然試飲はできないから試飲会場のある建物見学はパス。
売店で自分へのお土産を買った。
一般的に蒸溜所に来る酒好きの一番のお楽しみは試飲なんだろうけど、過去蒸溜所を訪ねてウイスキーを試飲したことが無いという経歴?を持つのもなんか悲しい。
そんでもってお土産は買うから、私はいいお客さんですな。
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売店の向こうは蒸溜所の駐車場だった。
ここに止めたら逆から見学するか、周りをできるだけ見ないようにして
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敷地の都合上仕方ないのかもしれないけど、おかしな配置になってる。
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道の駅に車を止めた私にはラッキーだった。
こうして憧れの地の見学を実現できたのだった。
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