季節を巡る旅

2011-05-10 01:22:16 |  季節を巡る旅
新緑が濃くなるのは、早いですね。
GW前、遅がけにひょろりと数枚葉を付け始めた街路樹が、今日見るともう体中に葉っぱを繁らせていました。
葉を入れ替えた楠木や道端の草も柔らかさが薄まり、わさわさ感が出て来ました。
かわいいばかりの幼稚園児が、憎まれ口を叩く小学生にいつの間にやら成長しちゃった感じ。
かわいくない。
しかもその元気一杯さに、ちょっと気圧される自分に気付く。
年なんだろうか。

さて今年のGWは3日から6日まで4日間を使い、西信州を時々越境しつつ旅してきました。
またしばし、GW特集を記載していこうと思います。
よろしくお付き合いのほどを。

当初、今年のGWはチャリ友としまなみ海道を往復する計画を立てていました。
しかし、チャリ友が膝を痛め、大事をとって中止。
さて、どうしよう。
私一人ならいつものごとく、大阪以西の山へと旅するのですが、膝を痛めたチャリ友も一緒となるとそうもいかず。
で、考えました。

以前高遠の桜を母と見に行ったとき、途中南信州の清内路で見た花桃の花を写真に納めることができず、悔しい思いをしてました。
再度訪れたかったので、この機会に行ってもいいかと提案してみるとOKの答え。
と言うわけで、信州方面にターゲットを移し、目的地を選定。
今、旅を終わって振り返ると、これがなかなか目先が変わった旅先を選択できました。
自分一人だとこうはいかなかったでしょう。

ただGWの人手は凄かった。
高速料金が安くなってから、GWに東向きに走った事がないので単純比較できないのですが、これまで渋滞発生するのは、近畿圏なら大津辺りまで、中京圏なら一宮~小牧間くらいの印象があるのですが、それ以外の場所でも断続的に発生し、中央道に入ってからもトロトロとしか進まない状況に、初日の行程は完全にあきらめモードでした。

最初の目的地は中山道の歴史的文化遺産である妻籠宿。
最寄りのICがある中津川に到着したのは予定より3時間遅れ。
やむなく妻籠宿観光は諦め、清内路(妻籠宿から飯田へと抜ける国道256号線)を通り、花桃の咲き加減を確認しつつ飯田へと出ました。
宿は飯田の北に位置する松川に取っていたので、そこまで車を走らせ初日は終了。
出だしはなんともつまらない一日となりました。
しかし翌日からはお天気もよく、再編した日程を順調に消化し、今までにない経験が出来ました。

春は冬から夏へと移ろう季節。
緯度高度で季節の進みが全く違います。
高度差がある地域では、これら三つの季節の「雰囲気」を、同時期に味わう事ができます。
信州近辺はそれが可能。
今回は冬、春、(初)夏を視覚・触覚で味わえたので、「季節を巡る旅」と題して、お贈りします。
訪れる季節の順で記載したいので、記事は実際の日程と前後します。
ご容赦の程を。




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2 コメント

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シバザクラ (よかばか)
2011-05-11 01:31:22
しまった。
こんな所に春を載せてしまったか。
まあ、序章ということで、真ん中を取って春ということにしておきます。
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楽しみ♪楽しみ♪ (Aちゃん)
2011-05-10 22:26:44
この写真は春?
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