ネットで福岡市内のウォーキングコースを見ていたら、「高宮の文化探訪と河畔ウォーキング」というのがありました。
スタートとゴールは高宮公民館になっていますが、薬院駅からスタートします。時間は11時20分。
薬院駅から高宮の方に歩くと、「四十川並木通り」です。四十川は現在薬院新川と呼ばれています。ここは、イチョウ並木です。
高宮公民館の横には、「宇賀神社」があります。旧称は、「一本木神社」、「黒田稲荷」と呼ばれたようで、一本木という地名の由来は、この地に大きなタブの木(イヌクス)が
あったことによります。
大宮2丁目の信号の所には、博多人形の工房があります。博多人形の他に博多山笠の人形も製作されています。
高宮小学校の所から曲がると「福岡県知事公舎」です。福岡県庁東公園移転に伴い、1981年(昭和56)11月完成しました。
隣は、県警本部長の公舎となっています。
以前の知事公舎には、約45年ぐらい前、博多どんたくの時、友人と一緒に行ったことがあります。
この知事公舎は、予約すれば見学できるそうですので、若し協会のウォーキングコースに入れるとすれば行ってみたいですね。
知事公舎から高砂交差点を横切ると「清川ロータリー」があります。車が走るような円形交差点は、ロータリーではなく、ラウンドアバウトと云いますが、ここは、昔から清川ロータリーという
名で市民に親しまれています。昔は、中央に井戸があったとか?
都心部のマンションの間には、今でも鍛冶屋さんがあります。大正15年(1926)創業で、主に博多包丁を作られています。また、大相撲での土俵鍬も製作されています。
鍛冶屋さんから百年橋に向かいます。
中央区、博多区、南区の接点に架かる百年橋は、明治100年(昭和42年)を記念して命名されました。平尾交差点から延び、橋を通る県道555線は、通称百年橋通りと呼ばれています。
百年橋を渡って河畔遊歩道に下りていきます。
対岸には、綾杉酒造が見えてきます。
JR竹下駅の近くの「リボン橋」で折り返します。
リボン橋は、人道専用橋で、那珂川両岸の塩原地区と竹下地区を結ぶ橋ということからリボン橋と地域の方に名付けられました
綾杉酒造場は、寛政五年(1793年)福岡市天神にて創業した蔵元で、昭和33年まで当地で酒造りを行っていました。 銘柄の「綾杉」は、店主の祖先が香椎出身であったことから
香椎宮のご神木、「綾杉」よりお名前を頂戴して命名したもので、当時は黒田藩にお酒を納めていたようです。
綾杉酒造から少し先には、大正13年(1924)に造られた旧塩原橋の遺構が置かれています。現在の塩原橋は、ここからすぐ先に架けられています。
この河畔遊歩道にも桜並木があります。桜の季節では、きれいでしょうね。
百年橋から県道555号(百年橋通り)に向かいます。
大宮2丁目信号から、また四十川並木通りに。そこからゴールの薬院駅へ。13:24 薬院駅ゴール。約2時間、約8kmのウォーキングでした。
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