健康長寿の窓口 (タロー8の脳腫瘍闘病記改め)

2009年に乏突起神経膠腫の手術を受け15年が経過したことを機にブログをリニューアル、健康長寿の情報を発信していきます。

一時帰宅。。。

2009-06-24 19:35:57 | インポート
やっぱり、自宅は良いものですねー。ウグイスやホトトギスの鳴き声に交じって、隣のタローがワンと吠えます。これだけで癒されます。

えっ?家に帰ったんですか? そうです。

外泊許可をいただきました。

今朝は、手術で取った腫瘍細胞の生検結果を元に主治医と今後の治療方針について話し合いました。

2時間あまり、じっくりと、じっくりと、先生も忙しいのに、何度もコールを受けながら、丁寧に丁寧に私と奥様の質問責めに答えて下さいました。

簡単に言えば、グレードIIの乏突起神経膠腫に分類され、MIB-1 L1という増殖度を示す割合が3.5%と微妙に高めというもので、運動機能を温存することを優先するために一部取りきれなかった腫瘍があり、今後、それをどうするか、というものでした。

選択肢として示されたものは、テモダールという抗ガン剤を服用するとともに放射線治療を加えて、残った腫瘍を今のうちに潰しておいてしまおうというものでした。

もしも、放っておいた場合のリスクとしては、残った腫瘍細胞が再び増殖して大きくなって、運動機能に障害をきたす、あるいは、他へ転移するといったことが考えられます。

抗ガン剤治療や、放射線治療による副作用、またそれらへの対処法についても伺いました。

私たちも予習を十分?にして行き、先生もそれに応えて下さいましたので、もうセカンドオピニオンの必要もないかと思いました。むしろ、先生は何度も、”悩ましい”とおっしゃてましたが、手術に踏み切るかどうかと悩んだ時と同様、微妙な診断なようなので、別の先生に話を伺ったとしても迷うだけかと思いましたので、このままココで治療を継続することにしました。


良い先生に巡り会えて良かったと思います。


手術自体は順調に回復し、熱も出ないし、何も問題はないので退院を勧められましたが、来週から放射線治療で再入院するなら、外泊という形で家に帰った方が良いと希望して、急遽、病院での昼食後、帰らせていただきました。


でも信じられませんね、先週の今頃は、吐き気がしたり、熱も下がらないし、鬱ぎ込んでいたのに。。。医学の進歩は素晴らしいです。

来週からは新しい挑戦が始まります。ここからが本当のグリちゃんとの戦いです。吐き気、脱毛、倦怠感、、、でも、きっとダイジョウブ。


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