カーニバル終了後の水曜日から復活祭の前の期間は四旬節と呼ばれます。
これはイエスが荒野で40日間断食したことに由来しており、この期間は祈り、断食、慈善行為が奨励されます。
またこの時期には色々なダイエット情報が溢れ、断酒や禁煙を始める人も多くいます。
先日ラジオではこの期間に「レジリエンスの養成」が勧められていました。
「レジリエンス」は近年、特にコロナの頃からよくメディアで取り上げられるようになりました。
「レジリエンス」とは困難な状況にあっても精神的健康を維持できる能力なのだそうです。
コロナに感染し身体的には辛い状況にあってもポジティブ思考でいられる人や、逆に逆境に陥るとすぐ滅入ってしまう人がおり、
各人のレジリエンスはどのように形成されるのかという観点から色々と考察されたようです。
ただ「レジリエンスはこうすれば高められる」という万人に当てはまる方法というのはないようです。
各人がそれぞれ思考しながら試してみるのが良いのだそうですが、ひとつは「ストレスを感じないような生活」が勧められています。
私の場合はとりあえず「頑張らないこと」→手抜き家事の良い言い訳ができました(^O^)。
あとは自分の好きな事をして、食べたい物を美味しくいただく事でしょうか(食卓にあがったものを何でもオイシイと完食してくれる夫に感謝です)。
トランプ政権の理不尽な決定による不穏な世界情勢や故郷の山林火災、そして先日は大震災から14年目とこのところ憂う事が多かったので、これからはせいぜい「レジリエンス養成」に努めようと思います。
過去の楽しい事を思い出すのもポジティブ思考には良いそうです。
でもネガティブ思考の強い人は「昔の楽しかった頃に比べて、今は惨めだ」と逆に滅入ってしまうのだそうですが(^。^)。
私は陽気なカーニバルのことでも思い出すことにしましょう。
まずは将来のカーバルの担い手の子供達の行列です(1870年創立の伝統あるカーニバル団のちびっこ団員です)。
15年前に設立されたばかりの比較的新しい、でもとても頼もしい「陽気な女性裁判官」のカーニバルグループです。
「虎に翼」の寅ちゃんも真っ先にメンバーになったのではないでしょうか?