■21世紀の神はコロナ明神 (2020年4月28日作成、29日編集)
イエスが登場して二千年余りに成りますが、人類の進化の歴史も激しく過酷な歴史でもあり、素晴らし発展の歴史でもあります。文化・芸術の世界、医療技術の世界の進歩は目覚ましく素晴らし発展を遂げてきています。
一方、精神文化の世界はまだまだと考えています。
又、工業技術や金融(経済)の世界は、人間の豊かさを求める余り競争を激化し特定の国、特定の人間が自己中心的な危険な分野を造り出してしまいました。
それは人間の傲慢さによるもので人類や地球を破壊する寸前になっている事を感ずるのは私一人では有りません。多くの世界の人が国連の場で危険信号を発しています。
例えば、数千年~数億年かけて自然と太陽・地球のエネルギーから造られた石油や天然ガスも、近現代の産業革命により人類の豊かな生活のため2~3百年で使い果たしてしまいそうです。
エネルギーの再生技術も当然進化すると思いますが、百年や二百年では実現しないと思われます。代替エネルギーとして研究が進んでいる太陽光発電や風力発電が有りますがまだまだ道半ばです。
地球の歴史的資源を人類の豊かさを求める余りあと数百年で使い果たしてしまいます。
人類は地球の歴史的資源を利用する技術は格段に進化させましたが、地球上の生物全体が豊かになった訳ではありません。むしろ生物資源を貪り、人間の都合の良い世界を造ってきただけです。
本来なら人間も死んだら自然の餌にすべきであるという考えは800年前の親鸞聖人の考えです。親鸞は死を目前に弟子に「私が死んだら鴨川に流し、魚の餌にして欲しい」と語っています。
800年も前の人が広大な自然主義理論を唱えているのです。
仏教徒なら「お墓に・・・」と思うのですがそうではないのです。現代を生きる私としては、この自然主義理論を皆さんに伝えて行きたいと考えています。
地球や自然を利用する技術は、大いに結構ですが破壊する技術は許せません。21世紀は自然と共存する技術開発が望まれます。
コロナ明神の警告は何なのかを考える時代が来たと私は考えています。
今、世界の人間がコロナウイルスでびびっていますが、人類の歴史に於いて同じような経験を何度もしてきています。
今回も今まで同様上手くかわしたいと皆考えていますが、本当にそれで良いのでしょうか?
■ 喉元過ぎれば熱さ忘れる
コロナとの戦いが苦しい・辛いと感じている間は、表題の様な行動になります。
コロナさん有り難うと思ったとき(人は)発明・発見・社会改革を実現出来る新時代創造の人になります。(発明・発見・新時代創造のテーマを思いつきます)
苦しい事から逃げてはいけません、試練と思いましょう。(追記1)
国連の提唱する“SDGs”もその一つです。
又、「今を生きる人」には100年後を創造出来ません。
「今日を生きる人」(今日1日に最善を尽くす人)は、明日を発見し100年後を創造することが出来ます。(追記2)
(追記1)試練
人生100年時代と呼ばれる今、半年ぐらいの足踏み(コロナ休暇)で嘆いていてはいけません、人生の修行と思いましょう。
私も高校卒業後2年間航空機メーカーに勤め、大学進学しました。決して無駄では有りませんでした。むしろ素晴らしい経験でした。
(追記2)今と今日の違い
・・・過去・・・(今を生きる)
・・・過去・・・(今日を生きる)・・・未来(将来)
今には期限が有りませんが、今日には期限が有ります。
■21世紀創造社会
破壊された地球や自然(生物)は、勝手に元に戻ってくれません。
地球の自然や環境破壊を戻しながら人類の発展・生活向上を図る技術開発こそ、これからの技術者・経営者・政治家に求められる行動指針(精神)と考えます。
この21世紀に於ける基本的思想を持たない人材(リーダー)は不要です。
又、教育の場で(小学校~大学)この基本思想を教える精神教育教科を創設する事が急務と考えます。
世界では、コロナが暴れている今を第三次世界大戦と呼ぶ人もいます。私も人類に教訓を与えるコロナ第三次世界大戦と考えています。従って不謹慎では有りますが、簡単にこの戦いが終息しない方が良いとも考えています。
何故なら、不健全な世界を造り続ける可能性が有るからです。出来れば、21世紀に相応しいリーダーへの交代を期待しています。
第二次世界大戦で日本は、国も個人も総ての資産を無くし、大切な肉親や友も無くしてしまいました。
戦後の日本は、ゼロ・リセットと言うよりマイナスからの再出発だったと思います。
私たちは戦後45年掛け(昭和時代)、ゼロから世界第二位の経済大国に再生した事を誇りに思っています。従って、私はゼロからの再出発を恐れていません。
明日は「昭和の日」昭和天皇の誕生日でもあります。
21世紀を生きる皆さんはどのようにお考えでしょうか?
当然、ゼロ・リセットはゲームの中だけにしたいものです。
コロナの被害を最小限に抑え、明日から新しい時代の生き方を考えようではありませんか。令和が、新人類の新世代創造社会になりますように!
以上、白道の考えです。
(参考)
東洋経済:PCR躊躇しまくった日本がこの先に抱える難題
「クラスター対策」で対応できた過去の伝染病と違う