月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

八つ墓村@ドラマ

2010-01-05 01:10:24 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等
新春の深夜放送で

「八つ墓村」がありました。
昔の二時間ドラマ
だったかと思います。


八つ墓村、といえば
渥美清さんが金田一役をしていた
映画が印象に残っています。
TVで見ました。


子どもの頃、
怖くて頭から座布団をかぶりながらも
見てました(笑)。


初めて見たのが
TVで放送されたその映画でしたが

八つ墓村は
いくつもドラマ化、映画化されて
いるようですね。
それぞれ、違いもあるとか。


原作を読んでないので
どれが原作に近いか等
細かい表現の違いはよくわかりませんが、

映像としての 好みはあります。


今回のは 一番ではなかったです。
ごめんなさい(汗)。



八つ墓…に限らず
金田一シリーズには

グロいシーンや
際どいシーンなど
出てきますが


なんつーか
こう…
美しくないと!


さめます(笑)。



おもいっきし醜いとか
でもいいけど…

どちらも紙一重ですね。



死に様も同様。


リアルならいい
という訳でもないのですが~。


………………

TVシリーズの八つ墓村なら

もっと昔のが見たかったです。


学生時代、下宿の部屋で再放送を見たのが
とても印象に残っているからです。
1話1時間くらいの数回シリーズなので、
全部は見ていませんが。



謎めいた美女、森美也子役は
鰐淵晴子さんでした。
とても雰囲気がありました。


八つ墓村の?
駅に降り立った…
釣り橋のシーン。


確か、芸術家 森村泰昌さんの作品に
そういうのがあったんです。
森村さんが女優に扮して
映画のワンシーンを再現するような…
セルフポートレートシリーズの
ひとつかと。


何年前になるでしょうか。
市内の美術館に作品が来たことがあります。
見に行きました。

例の作品を見た時、
あ!? これ、どっかで見た!
たぶん八つ墓村だと思いました。

でもその後
映像の方を見る機会がないままに
なってました。


それを
確かめたかったのです。


今回のドラマにも
釣り橋は出てきましたが、

同じ場所ではなかったような気がします。


昔の方は、
奥が そびえ立つ壁のように木が茂って

釣り橋の下は
かなりの崖のようで…


画面の色が昔の映像独特の
茶色っぽい感じだったので

何より雰囲気が違って見えたのです。





それからもうひとつ、
見たいものがありました。



神戸駅です。
たぶん…そうだったかと。

金田一が何か調べる為に
神戸に行くシーンで
一瞬映りました。



かなり昔の駅舎でした。
本当に神戸の駅…だったかどうかはわかりませんが。
字幕?で駅名が出ていたような気がします。


当時、神戸にいたので
へぇ、昔の駅はこんなだったのかぁと思って見たものです。


………………


神戸、三宮…
私が学生時代 見ていた建物も

震災の後
たくさん建て替えられたことでしょう。


学生時代に親しんだ風景が
数年の間にがらっと変わってしまったのは
少し寂しい気もします。


ただ、長い年月が経てば
建物や風景はどんどん
変わっていくものだと思います。


けれども、写真や映像が残っていれば
その頃を思い出せていいなと思います。


写真もいいのですが、
映像で、そこに人もいて動いているのを見ると
何だかタイムスリップした気分になります。

その時代確かにそれが存在して
いきいきと動いていたのだと
強く感じます。



古い映画なんかだと

撮影当時にはあったけれど、
今はもうない建物や風景を
映像の中で見ることができそうです。


もちろん現代の映画でも
色々技術も発達しているので
資料があれば、昔を再現することはできそうです。

でも、やっぱり
その時代 その頃の建物、
町、自然、風景の中で
その時 生きていた人間が動いている…
というのもいいなと思うのです。


他に いいなと思うところは、
そこにお話の要素が入ってくるので
人間の中身とか 心の動きなどについても
感じられることです。


そうやって見ていくと

風景も、人間も、
変わるもの
変わらないものがありそうです。


それから
風景なら目に見えるけど

ふつうなら目には見えない
心が見える?感じられるのなら…
それも面白いと思います。


そういう意味では
ドラマや映画に限らず
ドキュメンタリーも
好きなのかもしれません。



ん~
…なんかよく分からない話に なってしまいました
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Twitter