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アートマネジメント公開講座2018
基礎講座
『文化芸術を社会に伝えるプロジェクトデザイン』講師:橋本誠
~全体の流れ~
★グループワーク( 各自事前に話す内容や準備 )
★レクチャー :文化芸術を伝える
★レクチャー :
伝えるためのプロジェクトデザイン/マネジメント
★ワークショップ
……………………………
1) グループワーク
(4人くらいで、自己紹介がてら)
事前に考えて(準備して)おくよう
伝えられていた内容より
↓
●その活動の分野に親しみがなさそうな知人
(顔見知り程度)に1分で直接説明する。
●その活動を特に知ってもらいたいが、
接点や面識のない方に伝える手段とそのために
特に必要なことをひとつ考える
(人やお金の力をかりてもよい)
私たちのグループでは…
(準備したチラシや名刺なども使って)
・新市民会館
岡山芸術創造劇場(仮称)を考える集い
H34年度の開館に向けて、市民参加の会議
・地域おこし協力隊、劇団しまんと
・カンゲキ☆あんない ( 情報サイト )
・親子向けワークショップ(センニモッシ)
(躍り描き触れあう)
各グループごとに感想など
・自分のしている活動
・どちらの何という活動
説明の仕方、興味をもってもらえるような言葉
興味を持っている人と、
どこでどう出会うか、難しい
2 ) 自己紹介( 活動事例より )
・KOTOBUKIクリエイティブアクション
・墨東まち見世
・SLOW LABEL
・一般社団法人ノマドプロダクション
・おかやま文化芸術アソシエイツ
「文化芸術交流実験室」
・象の鼻テラス
「フューチャー・スケープ・プロジェクト」
3 ) 文化芸術を伝える
(KOTOBUKIクリエイティブアクションの場合)
*誰に伝えるか
アーティスト、まちの協力者、
文化芸術関係者、
文化芸術一般層
まちの住人、文化芸術/まちづくり/福祉研究者
*何を伝えるか
どんなまちなのか、
アーティストが何をしようとしているのか
他の地域やプロジェクトとどう違うのか、
何があぶりだされたのか
成果と課題、各種データ、
ビジュアル、エピソード
*どうやって伝えるか
ツアー、口頭説明、クチコミ、
ダイレクトメール、チラシ、マップ
書籍、取材記事、地域情報誌、掲示板等、
チンドン
*伝えることで何を実現したいのか
参加者・協力者の獲得、
参加者のキャリア評価
関わらないとわかり難い体験の
共有、社会化
固定したまちの人々や諸団体の関係性に
風穴をあける
まちの課題やいいところを
日本社会の課題や解決策として提示
・資料
ニュースレター(A4半分に折る)
…レポートや告知
リーフレット
記録集
4 ) 伝えるためのプロジェクトデザイン/マネジメント
*伝えるフェーズ:
始める前/実施中/終わってから/継続的に
*伝えることで何を実現したいのか
例) 象の鼻テラス 開館10周
・アイデアを出すWS
(こんなことやったら楽しい…
ワークシートにまとめる)
それを映像 に(グラフィック レコーディング)
一目でわかるようにする
↓
・公募
例) おかやま文化芸術アソシエイツ
文化芸術交流実験室(2018/4~2018/9)
トークセッションと
ワークショップがセット
お昼をはさむ、ランチ付き
資料…リーフレット
報告書(PDF)
http://o-bunren.jp/wp-content/uploads/jikkennshitsu_houkoku29.pdf
・レポート
様子、関係するキーワード紹介、
ワークショップ
参加者コメント、講師コメントなど
5 ) ワークショップ ( ワークシートを使って )
・1)で取り上げたプロジェクトから事例を絞り、
伝える相手(メイン/サブターゲット)、
内容、手法を考える
・フェーズを意識しながら、
プロジェクトの伝え方のデザイン、
伝えることで何を実現したいのかを考える
*ワークシートに書き込み
1. 伝える「相手」「内容」「手法」を考える
2. 伝えるためのプロジェクトデザインを考える
グループごとに出し合ったものを発表
手法では…
チラシ、ポスター、SNSをはじめ、
インタビュー動画など体験者の感想など
クチコミ
どういう層にアピールするか
………………………
伝える「相手」「内容」「手法」について
もっとよく考えてみなければ…と思った。
いつも直面する問題。
なかなか、頭がいっぱいだけど
考えるための手がかりになる。
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