今のところはキャンセルするつもりはない?
本当にキャンセルするのなら、多分、言わずにするはず。
あえて公表したのは、条件闘争。
ダメもとで要求を突きつける、これって交渉の常道だ。
意外と有効なこともある。
ただトランプがリビア方式をおいそれと諦めることはない。
要はトランプの本気度を試しているだけと見るべき。
問題は、リビア方式の覚悟ができているかである。
わからない。
ただ出来ている可能性もある。
リビアとの大きな違いは、北には中国の存在があることだ。
最近の中国との接近ぶりとみると、最悪に備えての準備を含むようにも見える。
南北の統一は念頭にないようだ。
ただ、体制を保証するということだけれど、要は金一家の独裁だ。
今の時代、何らかの民意の支持は必要と思う。
どのような政治体制を考えているのだろうか?
交渉事はなにが起こるかわからないものだ。