通商問題で孤立確実のトランプが、
これまた孤立可能性のG7へのロシアの復帰(=G8)を
唐突に提案した。
普通はこういう発想はないと思うが、
トランプは歩み寄れない問題を一つから二つにすることによって、
通商問題での孤立の印象を和らげようとしたのではないだろうか。
一種の目くらましか?
ただ、イタリアの首相、誕生ほやほやの首相の賛同をトランプは
予想していたのだろうか。
G7を途中で切り上げて、早めにシンガポール入りするということだが、
通商問題での安倍首相のスタンスはこれまた複雑と思われる。
トランプ流交渉術の一つ、いずれ「この一手」の例がみられるかもしれない。
頭の隅に入れておきたい。