喜寿から始まる

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TRUTH isn’t TRUTH

2018年08月21日 | 日記

トランプ大統領の代理人弁護士のジュリアーニ氏の言葉。
トランプ大統領が特別検察官のインタビューに応じるべきかどうかの質問の
過程での発言だったので、物議を醸している。

ジュリアーニ氏はニューヨークの市長として「窓割れ理論」を徹底し
危険なニューヨークを安全なニューヨークにしたことで
名市長と評された人物。
窓割れ理論というのは、凶悪犯罪をなくするためには、まず窓割れのような
犯罪ともいえないような些細なことから取り組むこと、つまり秩序正しさを
取り戻すことというもの。
「嘘つきは泥棒の始まり」に通ずる。

最近の様子をみると、お歳のせいか?どうかと思われる発言が目立つ。

この「真実は真実でない」というのは、何が真実は判断が難しいという
趣旨と思う。
二人が全く相反する証言をした場合、どちらが真実を言っているのか
神のみぞ知ることになることが多い。
いや、どちらも真実でない、あるいはどちらも真実ということもある。

評価の問題が絡むからである。
評価というのは、曲者で十人十色である。絶対に正しいという判断まず
難しい。

明日の準備をしながら、そんなことを考えていた。

ある出来事というのは、いろんな多数の事実から成り立っている。
関係者全員がその全部の事実を知っているわけではない。
大抵の人は、みんな同じように見ていると、疑いもしない。
だから、ある人にとっての真実と別の人にとっての真実が全く違う、真逆の
ことは、しばしばあることになる。

相手がどこまでわかっているのか、想像しながら、どこまでどのように書くか
は、本当に不可能に近い作業である。