自転車・巡礼メインの旅行記です
Life With BreakDown ~挫折だらけの人生~
淡路島一周 1日目
前回の琵琶湖一周終了直後、「次はどこになるかなー?」と話した際、某橋氏が「琵琶湖の土地をそのまま運んで瀬戸内海に浮かべたらちょうど淡路島になるらしいよ」という発言をしたときから、今回のツアーははじまっていた、、、。
前回から6ヶ月、気候も暖かくなるこの4月にツアーは計画された。場所は淡路島、一周約150km、岩屋から左回り4/29~30の2日間(1日目115km:岩屋~洲本、2日目35km洲本~岩屋)で走破するツアーである。
今回は前回の「ママチャリ3段はメチャキツイ」という反省を活かし、某橋氏用にやっさん号(GIANT4500)を拝借(写真左)。
私はしまなみ、琵琶湖と値段の割には酷使し続けてきたGT Avalanche3.0(写真右)を使用。
4:30 岡山発~ブルーライン~備前ICから神戸方面へ。ETC通勤割引を使用するため、6:00越えの姫路東通過をねらう。
6:12 姫路東~播但道~姫路バイパス~第2神明(明石)
6:55 第2神明(大蔵谷)で高速を降り、明石公園へ。ここは1日500円という激安駐車場。駐車場は7:30~のためとりあえず入り口で自転車を下ろし、旅支度を調える。7:30に即入場し、7:45のたこフェリーに乗るべく明石駅をくぐり南下。10分もかからないうちたこフェリー乗り場に到着したが、今回はGW前半の3連休中日とあって激混み;; (特に天気がいいのでバイクの方が多かった)→
8:25かその後の臨時便になるかもと言うことだが、これに乗るしかないので乗車券を購入。(自転車520円)
自転車はうちらのほかには4台。どれも速そうなロードタイプだ。ロードタイプは速そうなので乗ってみたいが、メンテがめんどそうなのと、なにより買う金がない;;待ち時間にはWCや他の旅行者がよくHPに載せているパパタコ神社(写真右)を拝見(参拝ではなく)して時間をつぶした。
フェリーは20分ほどで岩屋へ到着。その間某橋氏が大学時代の淡路の連れと連絡をとっていた。その連れは今日は近所の祭りがあり、朝から酒を飲んでいるらしい。後ほど南下したときに再度連絡をとることに。
8:45 岩屋港着。早速、西側へ進み、明石大橋をくぐり、県道31号に沿って南下を開始。
今日は115kmの距離で出来れば、17:00までにはゴールしたい。なぜなら洲本での晩飯第1候補の焼肉屋「さかた」に行くためである。店は17:00~22:00で売り切れ次第終了、要予約な上、伸介ががよく行くらしく激混みは必至。しかし、自転車はゴール時間の確定が非常に不安定なため洲本到着が見えてから予約することにし、それまでは開店時間を目指し、ひたすら出来るだけ速いペースで走り続けるしかないのだ。ただ、自転車ツアーの醍醐味はここにある。この「いつ着くかわからない。予約はとれるのか。肉にありつけるのか。」このスリルと隣り合わせで走ることがなぜか楽しいのだ。
西海岸はとてもきれい海が見える。しかし、歩道はなく、車道ギリギリを走るしかないため、タイミングによっては写真を撮ろうとかしてるとトラックにはねられそうになる。交通量はそこまで多くないのが唯一の救い。
ここで相棒、某橋氏、ご自慢のTシャツを、、、、ヲイ、それ会社のぢゃないか!しかも、現在では入手不可のレアアイテム!!すごい!すごいよ!!某橋さん。もう拍手しか送れません。
事前の下調べ通り、この丸山市街地への看板で丸山港周りへと入っていく。ちなみにここで選択を誤ると無駄なUPDOWNがご堪能出来るようです。
丸山港を越えると鳴門大橋が近づいてくるがそこで厳しい登りが待っている。 車の通行も多いため、ジグザク作戦も通用しない。
そして、いつのまにか鳴門大橋は遙か下に見えるのであった。
やっと下ったかとおもいきや、はいこの坂です。「ギブ、も~ギブ」どこかで聞いた台詞のみが空しく響きます。とりあえず、鬼のような角度の部分はウォーキングです、、、、。
鳴門大橋の山もいい加減高かったが、ここもこの通りの高さ。上る方は地獄。
もともと、事前調査で淡路南部の峠はかなりきついのと、2,3あるということは知っていたが、ここまでとは思っていなかった。それもそのはずで、坂の途中、某橋氏が淡路の連れに再度連絡を入れていたが、南部のルートを通っていることを伝えると、哀れみのお言葉を頂いたらしい。しかも、それだけではなくこの後訪れる最後の峠(俗称:謎のパラダイス峠)はいままでの坂の比ではないことも聞いてしまった。
このあと、坂を一気に下り、阿万から県道76号に移る。ここで14:00を過ぎているが、昼飯にはまだありつけない。ルート上に食事処がないことと、それらしい店はいかにも地元風の店でGWなど営業しなそうな店しかない。某橋氏婦人のご厚意で頂いた、ウイダーインゼリーとカロリーメイトでなんとかしのいでいく。
15:00過ぎ、問題の謎パラ坂の手前にモンキーセンターがあり、食事処発見!!猿など見る元気はないので、即入店し、特製カレー700円を頂いた。あー、やっぱ飯は元気が出るなー!!
飯後、即出発し、本日最後の難関となる謎パラ坂に突入。ギブ→チョイノリ→ギブの無限ループ。しかもGW効果のせいか、意外に車が多い。そろそろ洲本着も見えてきたので18:30目処で、晩飯の予約も試みる。しかし、、、焼肉「さかた」は本日予約でいっぱいとのこと;飛び込みなら17:00~18:30でってことだが、到着即汗まみれで飯はキツイ。2番候補の創作 料理「菜ら(なら)」に連絡、、、、OK!!よっしゃー!!飯の場所は確保ー!!
そして、峠中盤でお目見えした謎パラ。なにやら怪しげな音楽が入り口ゲート付近のスピーカーから聞こえてきて、立ち寄る元気など皆無に等しいため、中を一目のぞこうとしたが高いフェンスで中は拝見できなかった;
このあとの登り部分でロードのおじさんに「もう少し頑張れば下りだよー」と声をかけてもらう。自転車っていいなと思う瞬間だ。(1~2人の人は挨拶率が高いけどな~それ以外の人ってだいたい、、、。)それからおじさんの言うとおり下りがあったが再度登りが登場。しかし、それもウォーキング&ライドで登り切り、一気に下りを下った。この下りで1日目のMAXスピード53.5Km/hを記録。
17:00 謎パラ峠下り~洲本までは歩道が狭い場所も結構あったがなんとか洲本温泉を駆け抜け、洲本市内の宿泊先、淡路プリンスホテルに到着~!18:15ロビー集合で、とりあえずチェックイン。
毎回のツアー恒例となった、1日目晩飯=居酒屋。今回は、ホテルから徒歩10分の創作料理「菜ら(なら)」。値段はチェーン居酒屋と比べてちょいと高い程度だが、料理、店の雰囲気、サービスはかなりよかった。酒がすぐまわったこともあるが2人で7,500円だった。終了後は、コンビニで追加酒&つまみ、ラーメン、明日の朝飯を購入。2日目への活力を十分に養った。
1日目 走行距離:115.35km 走行時間:6h18m8s
平均速度18.3km/h Max速度53.5km/h
2日目へ続く。