ＩＮ三陟☆第１弾☆その②

三日目

頭が痛いっ。肩も痛いっ。枕があわない・・高すぎる
今日は昼からの撮影なので少しゆっくり寝てられると思ってたのに
あまりの痛さで目が覚めた。昨日はなんで気づかんかったんやろ・・
「痛くなる前に起きたしちゃぅ？」とマイチング・・納得。
結局７時頃起きてしまった。三陟に来てまだ１０時間も寝てない。
ヨンジュンと一緒にいる時間の方が長いんでないかい？

幸せなのかも

ここでちょっくら市内観光。
まずは朝ごはん(二度とホテルで朝ごはんを食べる事はなかった)
バスターミナルの近くにロッテリアがあったのでＧＯ！
開いてない。１０時から・・・うっそぉーデパートじゃないねんから！！
韓国そうなん？仕方なくそのへんウロウロ。
でもなんとなくルンルンでウロウロ
歩いてるだけでも楽しい。幸せ。かなり浸れる

ロッテリアで注文をして待ってると
後に並んでたおじさんに
日本人というのがバレた

じつは今日は韓国の祝日で
独立記念運動・・なんとかという
ちぃーっと日本人には肩身の狭い
本当はこんなとこにいてる
場合でないような日みたい
今日一日は大きな声で
日本語を話したり
騒いだりしないように
気をつけようと心がけていたのに
いきなりやってしまった
若い人ならまだしもおじさん

顔を見ると前歯が１本ない
マンガに出てきそうなオチャメなアジュシ
ヨンジュンに負けない位
とっても素敵な笑顔で一生懸命
私らに話しかけてる
オール韓国語・・・あたりまえ。

言葉が分からず笑ってるしかない所に
更に後に並んでる家族連れのアジュマが
普通に日本語で訳してくれた

驚きながらも聞いてると
おじさんは三陟の名所へ行って欲しいとＰＲしてた。

そんな時間はオプソヨ(ない)
でも、何気に皆さん優しい・・こんな日なのに。

腹ごしらえをしてチクソルへ
ここって入場無料？入口でうろうろしてたら
「どうぞぉ」とまた日本語で声をかけてきてくれた。

外で見た地図とは随分違いがあって
狭いなぁってかんじ
建物も骨組だけで
ありがたみが私には感じ取れなかった。

勉強不足

帰ろうとしてたら
今度は恋人同士？のような二人連れで
男性の方が私達に近寄ろうとしていた
彼女が腕を掴んでやめとけ！と止めてるかんじ。
えっなんか言われるんかな？？
彼女の制止をはらって私達の方へ向かってきた。

ドキッ

彼は持ってたカメラを指さす
私達はホォーっ・・
なんだ写真を撮って欲しかったのね
とカメラを預かろうとしたら
アニョ・・えっ？
あなた達のカメラを貸しなさい
二人を撮ってあげると言う
オロローンなんて優しい。

日本人的には頼みもしないのにと思うかもしれないけど
これがコリアンスタイル？韓国男児なのかもしれない

お礼に二人も撮ってあげた
なんとなく恋人同士ではなかった気がした

それにしても皆さん優しい・・こんな日なのに。

三陟のメインストリートのような所を歩いていると
小学生位の僕ちゃんが私達に向かって
「イルボンイルボン」と言ってきた
悪かったなぁーとも言えず
かと言って笑う事もできなかった

それにしてもなんで日本人てわかるの？
例え喋ってるのが聞こえてたとしても
こんな子供に・・ウェ？

日本の子供達が道で
韓国語を話す人に出会って
「韓国人韓国人」と言うかな？

そんな疑問を持ちながら歩いてると
太極旗？であってたかな
韓国の国旗を持って子供が走り回ってる

こ、こんな光景、日本じゃマラソンの時位しか見かけない。
子供やで・・もぅ怖い。ホテルへ戻ろ

どぉぉぉー。沢山の人々が走ってきた。
今日は「三陟市民マラソン」の日でもあった。

ホンマにマラソンなんや・・・汗でるわぁ

ホテルへ戻り石垣で待っていると
マネージャーが出てきた
撮影が遅れててヨンジュンの出番が
夜になると教えてくれた

寒いのでロビーで待機。

夕方・・ホテルからヨンジュンが出てきた
インスのめがねをかけて出発。
今夜は私達、最後の日。楽しまなきゃ

病院到着。

ヨンジュンが車から降りると
ハプニング発生！

カジョクの一人が背後から
ヨンジュンの腕をぎゅうーっと掴んで離さない。
マネージャーがヤメてください。
と何度も言ってるのに離さない

さすがのヨンジュンも
振り返ってムッとしてた。

同じ振り返った顔でも
昨日の顔とは随分表情が違う。

腕・・痛かったんやろな
触るなババァ！
ヨンジュン嬉しくないっちゅーねん！！

と思いながらもヘの字に曲がった
ヨンジュンのお口もそうは見れないなと。

今日は３０分程でメークＢＯＸから出てきた。
ご機嫌も直って病室へあがって行った。
ようやく近くで目をあわせる事ができた。
ホテルを出るとこから見てるのにやっと会えた気がした。
贅沢だけど近くで目をあわせないと
会った気がしないかんじになってた。

ちょー贅沢

撮影は長引き日付けも変り午前２時・・撮影終了。
階段の下で待ってると昨日と一緒
おどり場のとこで私達に気づいてくれた。
見るなり「わぁ」私達を驚かしてる？
違うよね・・驚いてるんやんね。時間も時間だし・・。
手を振りながら階段を降りて私達の前で止まってくれた。
今日は昨日よりも更に疲れてる様子。
「ヨンジュンシーヒムネセヨ。」
頑張って～と言いたかったんだけど
意味あってるんだか間違ってんだか
わかんないけど「カムサミダ～」と言ってくれた。
ホテルまでは追っかけず病院の駐車場でお見送り・・バイバイ


帰国の日

聞いてた情報とは１８０℃違って
撮影場所や時間も鮮明にわかり
ヨンジュンも逃げ隠れせず
思う存分楽しめる事ができた。

今日は帰る日、撮影は午後からなので
心残りなく三陟を後にした・・。
でもそこは慎重な私達、念の為病院へ
やっぱり映画スタッフなどの
関係者は一人もいてなく
待ってる時に何度か話かけてきた
おばあちゃんがいた。
朝早くから待ってる・・元気やなぁ。

「ホテルから来たの？ＲＲ止まってた？」
あっ見るの忘れた！！ちっとも慎重じゃない
思っきり気ぬけてるしぃ・・

江南に着いてデパ地下でおみやげの
韓国のりを買って空港へ

・・・

三陟ではまともな食事ができなかったので
なにか美味しいものが食べたい！
ごはん食べたいなぁ～そんなクチ。

「タコ焼き」決して、まぁるいあのたこ焼きではない。
タコ入りの真赤な焼飯・・・そんなかんじ。
レジのお姉さんが「カライデスヨ」と親切に教えてくれた。
ケンチャナ～少々辛くても
食べれる自信があったのでそのままオーダー。

かっからーーー
気ぬけぬけの調子コギコギ
何事も最後の最後まで
手をぬかないようにしなくては・・。

こうしてin三陟パートⅠは終了～