「活動制限で始めた演技、
もうやめられない」1
中央日報
「ステージの上のカリスマ」と呼ばれる
韓流スターのキム・ジェジュン(26)が、
15日に公開された映画『ジャッカルが来る』で
超コミカル演技を繰り広げて話題になっている。
ジェジュンが演じたキャラクターは
実際の姿と同じく、爆発的な人気を集める韓流スター。
“スポンサー”との秘密デートのために身分を偽って
隠れていた安ホテルで、謎の女殺し屋ソン・ジヒョの手で
監禁され危機に陥ってしまう人物だ。
劇中、キム・ジェジュンは手足が縛られたまま
用を足すなど、これまで見せたことのない
“あられもない”姿を公開して孤軍奮闘している。
-映画の間中、縛られていたが、演じにくかっただろう。
「最大16時間も縛られたまま撮影現場にいた。
腕だけ少し緩めて物を食べたりトイレに行ったりした。
痛いのを通り越して思うように動けなかったのがつらかった」
-ソン・ジヒョとの呼吸はどうだったか。
「ほとんどのシーンで一緒に登場しているので、
黙っていても親しくなる。もともとよく知っている方だったが、
演技を一緒にしたのは初めてだった。
実の弟のように接してくれて嬉しかった。
逆に本当の姉みたいで問題だった(笑)」
-19歳年上のキム・ソンリョンと
激しいキスシーンを見せている。
「このキスシーンを撮影する日、別の場所で
仕事してから撮影現場に向かった。ただでさえ疲れていたのに、
よりによってキスシーンを撮影しなくてはならず、
少しつらかった。映画で見えている以上に、
実際はもっと長い時間、このシーンを撮影した。
幸い、キム・ソンリョンさんがうまくリードしてくれたので救われた」
-“汚れ”演技に対するプレッシャーはなかったか。
「周囲には心配する人が多かったが、
幸いファンは肯定的に見てくれているようでホッとしている」
-映画に登場したように“過激ファン”は多いか。
「いる。宿所に侵入するファンもいた。
激しいストレスに悩まされたが、最近は気を使わないように努めている。
プライバシーを侵害するのは“ファンの心”ではない。
お願いだからそういうことはしないでほしい」
「活動制限で始めた演技、もうやめられない」2
-毎回全く異なるキャラクターを演じているが、本人の意図か。
「いろいろなキャラクターに挑戦して
前向きな方向に発展したらいいなと思い、
わざとそういう選択をしている。必ずしも
主演でなければならない理由もない。
チャレンジ自体が自分の役に立つのならばそれで満足。
今後は殺人魔やヴァンパイアのような役もやってみたい(笑)」
-JYJメンバーの個別活動を見守りながらよぎる考えは。
「ジュンスはいまやミュージカルスターだ。
本人は『ドラマや映画で演技はできない』といいながら
すでにミュージカルの分野で確固たる領域を構築した。
ユチョンはしばらく演技に集中するようだ。
もともと力配分もうまく、何をやらせても緊張せずやりぬく人。
もう4作目に出演しているが、そのために
演技の勘を失わずに成長し続けているようだ。
最近、あまり会う時間がなくて、一度会えば
話をするのに忙しくて時間が過ぎるのをつい忘れる」
-演技を始めた理由は、前所属事務所とのいざこざで
JYJとして放送活動が自由にできなかったからか。
「その通りだ。どんなに一生懸命やっても
大衆の前に出る機会が少なければ問題になるだろうと思った。
公演もファンがいてこそ開催できるものではないか。
だからどのようなやり方でも、ファンに姿を見せようと
方法を探っているうちに演技をするようになった。
きっかけは露出を増やすことだったが、今では
どうしてもやめられないものになってしまった」
-ソン・ジュンギとイ・ジョンヒョンの映画
VIP試写会に登場したが、かなり親しい間柄なのか。
「ジュンギはユチョンを通じて知り合うようになった。
2人がドラマ『成均館スキャンダル』で出会い、
かなり親しくなった状態だった。会って連絡先を交わした後も、
そんなに連絡は取り合わなかった。そうこうするうちに、
私がドラマ『ボスを守れ』を撮影している現場に
ジュンギが訪ねて来たことがある。その時にあれこれ
真剣な話を交わすようになり、その日からとても親しくなった。
『私は人とむやみに付き合わない』などという
鳥肌のたつような話をしながら親しくなった。
だがジュンギはそう言っておきながら、
いざ私の映画試写会の時には忙しくて来れなかった。
イ・ジョンヒョンさんは俳優のオ・ダルスのおかげで
知り合うようになった」
--『ジャッカルが来る』について一言。
「この映画は2回見てこそ笑いのポイントが確実に分かる。
ある観客は3回を見たら非常に面白いと言っていた。ご参考に(笑)」