「母と私を乗せた船が、サンゴ礁エラブの沖に着いたのは、南の風が強い真昼であった。」
このセリフから始まる小説「青幻記」。昭和42年に発表され、太宰治賞を受賞した名作です。「青幻記」というタイトルは、沖永良部島の洞窟のように幻想的な世界をあらわしています。青い幻とは、人の魂の色。あるいは地球の青、海の紺青色を表しているのだそうです。
この小説が1973年(昭和48年)に映画化されていることを、東京に在住の先祖探しにご協力頂いている親族のTさんから聞きましたので、ネットで探してみたところ、youtubeにアップされていました。
本編より半分位?にカットされているようですが、大まかなストーリーは分かります。
いや、どうもストーリーの順番も入れ替わってるみたいです😅 参考程度にってことで。
この映画の原作者である一色次郎は鹿児島県沖永良部の余多出身で、自分の生い立ちを書いた実話であるとのことです。
沖永良部の地名、風物、自然、慣習などもふんだんに出てくるので、古い時代の美しいい沖永良部島に出会えると思います。
全体のストーリーや美しい映像をきちんと見たいので、やはり本物をgetしようと思います。