やっぱり視聴率悪いみたいですね
歌姫
確かにタイトルと中身がばらばらな作品だなあ・・・
このドラマの意図って、単に昭和30年代の土佐清水の風景を描き
たかっただけなんじゃなかろうか・・・
敗戦の日に特攻隊の姿で海に浮かんでた四万十太郎。
それがいきなり土佐弁のヤクザっぽいお兄ちゃんに変身しちゃった。
私としては、記憶がなくても「特攻隊」をひきずる青年の長瀬君を
激しくみたかったんですけどね
今回は太郎とゲルマンの美しい友情物語 でまあ「平凡」な
出来だよなーーと思っていたら、最後の方で佐藤隆太がやって
くれましたーー
山之内一家の若頭(?)で、クロワッサンの松と恐れられている
男が何とか土佐清水を手に入れようとやっきに・・・・
最初、土佐清水一番の暴れん坊であるゲルマンを懐柔しようとして
芸者遊びやご馳走で釣り、さらに「太郎と決闘する」と意気込む彼に
刃物を渡してニヤリ
「本当に太郎を刺したらゲルマンは刑務所行き、太郎は天国行き」
そうすれば土佐清水は山之内一家のものに・・・・
しかしっ
この渡した刃物は神社に奉納され、クロワッサンの松がたくらんだ
事はすべてゲルマンと太郎の友情をかって深める結果に・・・・
「ご馳走代が無駄に・・・」という子分の言葉に歯軋りする松。
ここらへんからクロワッサンの松って「?}と思ったんですけど・・・
映画館に乗り込んで「みかじめ料30万払え」と脅したまではよかった。
でも、太郎にめちゃくちゃ殴られたら・・・なんとっ
泣き出しちゃったーーーーー
ガンガン追い込む太郎と、逃げ回って泣く松のおかしいこと
「オレは・・・泣くと強いんだぞーー」と泣きながら言うのも楽しかった
けど、やっぱり一番の傑作は、鈴ちゃんに一目ぼれしちゃうところ
ヤクザのクロワッサンの松がいきなり純情少年になっちゃった・・・・
「運命の出会いぜよーー」 って・・・どんだけーー
どうしていきなりクロワッサンの松がこういうキャラに変身したのか
私にはわかりませーーん
なりふり構わなくなってきたのか?脚本家。
さらにさらにストーリーは「歌姫」というタイトルとは離れていくのでした。
ちゃんちゃん。