あっちこっちでニュースが飛び交っていて、もうどれがフェイクで真実かわからなくなっています。
毎日、ウクライナからの避難者や涙や子供達を見ていると、本当に気の毒になるしプーチンは悪魔のように見えるけれど、この戦争の結果がどうなるかわからないし。
ポーランドやヨーロッパに散っていく避難民の行方がどうなるかもわかりません。
これでまたコロナが流行り出したらどうするのかな。
それはいいとして、こんな戦争をしている時にスポーツの世界ではウクライナもロシアも同様に試合に出ることが出来るというのが21世紀型なんですかね。
さすがに五輪は無理だったけど他の競技は大丈夫のようで、テニスのパリバ・オープンではウクライナもロシアも出場しています。
ウクライナの19歳の選手、コスチュクが
「大きな落胆はロシア人選手が誰も会いに来ないこと。
自分の国がやったことに対する謝罪がない。メッセージを送ってくる選手もいれば、会話をする人もいたけど、謝罪を聞いたことがない。
今起きていることを肯定していないと、私に話した人(ロシア勢)は誰もいない。それがショッキングです」
と発言しました。
私は祖国が戦果にまみえている時に試合に出るのはどうかと思うんですけど・・・って思わない?自分は試合に出ているけど祖国では毎日爆撃を受けてたりするわけで。
抗議の意味で出場・・・かもしれないけどそれって何だか違うような気がします。
まして、上記のセリフは19歳らしい正義感から来ているとはいえ、そこまで言わなくてもいいんじゃないかと思います。
彼女からしたらロシア人=加害者でウクライナ人=被害者なわけですから、「謝罪しろ」というのは当然かもしれません。
でもこの戦争は国民が起こしたものではない。
ゼレンスキーVSプーチンですよね。日本みたいに「国を守る為」に自存自衛の戦争をしても自分の国を責める国民よりましだけど、「スポーツの世界には戦争はない」とばかりに敵同士の国が相対する羽目になってしまった。
謝罪して貰いたいの?
「ウクライナを侵略してごめんなさい」とロシア人に?
いや~~さすがにそれを求めるのは無理じゃない?
もし、そんな事を言ったら自分の命が危ないのだということくらいお察ししてあげられないのかな?また、国民である限り、死ぬ覚悟を持たなければ体制批判出来ない・・・そういう気持ちもわかってあげられないだろうか?
ロシアは今、情報統制が厳しくなっているから真実が何かわからない国民も多いだろうし。
正直、自分達の生活で精一杯なのよ。
ウクライナには外国人の義勇兵が集まり、ロシアにはシリア兵が雇われ・・どんどん国籍がどこかわからない戦争になっています。
この状態でいくとやっぱり第三次世界大戦になるのは時間の問題かもしれず。
中国だって「強いものが勝つ」の信念で虎視眈々と日本を狙っているのです。
呑気にテニスの試合なんかしている場合じゃないと思うんですけどね。
やっぱりどこか他人事みたいな世界の見方があるのかもしれません。