ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

昭和34年2月6日内閣委員会議事録4

2015-10-05 07:55:00 | 日本人なら絶対に知っておきたい皇室

○平井委員 

皇室は、御承知の通りわれわれ国民と実は違うのでありまして、

これは昔なら天皇学でございますが、今日の教育係というものの教育は、

われわれ国民と違った立場においてされなければならぬと思うのであります。

これはわれわれのようにちょっと代議士に立ちたいとか、金がほしいとか、名誉がほしいということ、

全く教育に要らぬのであります。

ほんとうに欲も得もない、ほんとうに人間の象徴としていかれればいいのでありますから、

その教育は今あなたがおっしゃるように、あまり何もかにも押えるということではなく、

民族の象徴にふさわしい教育、それを小泉さんはちょっとはき違えておりはしませんか。

国民らしく育てるということが小泉さんの教育の方針では困る。

これは事実欲も得も要らない、選挙の必要もなければ何も要らぬのですから、

その点の教育はあなたが小泉さんに教えてやって、

皇太子殿下の教育というものは、一般の学習院の生徒と別でなければならぬ。

昔なら上御一人といわれたのです。

一般の学習院の生徒並みに教えたのではこれは絶対に象徴になれない。

われわれが欲しない点、またできない点、国民では及ばないという教育があると思います。

そういう教育を教えない限り――ただ昔と違って自由である、

自由に教育をするのであるという行き方もありましょう。

自由主義者の中にはありましょうけれども、そこは一つあなたが小泉さんあたりに教えてやって、

一般の生徒とは違う立場においての昔なら天皇学、今日なら皇太子殿下の教育というものをされなければ、

これは象徴として国民が崇拝するかどうかわからなくなってしまう。

早い話が、皇太子殿下が銀座へ遊びに行かれる、

友だちと一ぱい飲みたい、

そういうことになったら、これは民族の象徴ということは

絶対に言えない。

天皇は常に大自然とともにあらねばならぬ。そうしなければ英国の国体と同じになるのですよ。

日本の天皇というものは、常にもう大自然、

どこから見ても富士山の姿のように拝まなければならぬというぐらいのあり方でなければ、

国民は崇拝しませんよ。

そういう点から見て、いま少し厳格な教育をされたらどうですか。

昔、北畠親房などはこれはもうけ飛ばしおったという話です。

たたきまくって教育をされたということも聞いておるが、

あまりにも自由奔放な教育をされておるのじゃないか。

そういうことからきて皇太子殿下の感覚が違ってくる。

自分の将来民族の象徴としての感覚が狂ってくる。どうもこのごろは

われわれが考えても――われわれは子供のときから天皇一本で育ってきた、

教育を受けてきた者でも、ちっとおかしいではないか。

まして終戦後の教育を受けた青少年は、全くそういうことがなくなってしまう。

そこで議題にありますところの皇居の造営ということになれば、

これは非常にむずかしい。あなた方の教育いかんにより、天皇のあり方いかんによって、

造営ができるかできぬかになるのです。お互いが天皇制護持者だから、

何でもかんでも皇居を作れというふうなわけにはいかぬようになっておるのです。

それを一つ長官は十分考えていただきたい。

もしも教育があまり芳ばしくないというなら、小泉さんあたり入れかえたらどうですか。

そんなことこそ民主主義だ。いつまでも、勤まっても勤まらぬでも、こ

の人間をそこにつけておくということが一番封建的ですよ。

もし皇太子殿下の教育係でも、これはちょっとあなたが悪いと思ったら、

あなた方が入れかえたらいいじゃないですか。

それが今日のあり方でございます。

昔ならばかでも何でも一ぺんひっついたら、宮内省におればやめさせられなくなっておった。

今日ではどんどんやっていいのですから、そういう新体制に切りかえていって、

よりよく皇太子を教育するというふうにされなければ、天皇陛下は何もおっしゃらぬのですから、

あなたがそういうふうに判断をしなければ、今後の、遠き将来というか近き将来というか、

日本に変動が起った場合には、あのときの長官は宇佐美さんであったということになれば、

あなたの人格はりっぱであるけれども、やはり時にぶつかればあなたの責任になりますから、

その点、あなたが十分研究をされ、努力をされて、やはり皇室の尊厳を残していくというふうに

努力をされなければならぬと私は思いますし、また皇太子殿下においても、

これはあなたが直接進言できるのかどうかわかりませんけれども、

十分そこを自覚されて、やはり国民の崇拝するに足る人間になってもらいたい。

これは人間というか、昔は神様だったのです。

御承知の通り明治憲法のもとにおいては、神聖にして侵すべからず。

今日人間になったというだけで、やはり象徴ですから、

象徴ということについての私の解釈が合うかどうか知りませんけれども、

私は民族の象徴ということになれば、天皇は国民が貧しければ貧しいものを食べ、

国民の政治、経済に伴って生活をしていかれる、ああ陛下は銀座にも

行かれぬし、映画も見られぬ、これはわれわれは

ひとしく崇拝しなければならぬという気持に

なっていくと思うのでありまして、

民族の象徴というのはただ看板だけで、

あとはわれわれ国民と同じ行動をとってよろしいので

あるというふうに考えたならば、

象徴とは言えないと私は思いますが、

あなたは象徴ということをどう解釈されますか。

(天皇という存在は私達一般国民とは存在自体が違います。本当に私利私欲のない

象徴という存在であって、そこに一般と同じ感情を持ってはいけないのです。

そこらへん小泉信三氏などははきちがえていませんか?

国民らしく育てるのは違うでしょう。

時代が変わったんだから、自由にやればいいという話もあるが、違う。

皇太子殿下が銀座を歩きたい、一杯飲みたい・・・という欲を持ったらそれはもう

象徴ではないでしょう。

天皇とは富士山のようであらねばならないのです。

その点、自由にされすぎているのではないのか。

そうなったら宇佐美長官、あなたのせいですよ)

 10月4日、当代の皇太子殿下は今月二度目のオペラ鑑賞です(笑)

  平井さーん、天国で見ておられますか?

  あなた様の危惧がそのまま形になってしまいましたよ。

  でも、父親が父親ですから(銀ブラしてましたよね)息子がああなってもしょうがないっか。

 昭和天皇は東宮に意見したくてもできなかったのかもしれません。

   「時代が違う」と側近に言われたらもう黙るしか・・・

   今の両陛下が何も言えないというのとは違います。

   確かに当時は「開かれた皇室」が最大限に宣伝されて、それが正しいという空気は

  あったろうと思いますから。

 


○宇佐美説明員 

終戦後今まで皇室に対する一般的ないろいろな批判が行われて参りましたが、こ

の大きな流れというものは、やはり一言で言われるような民主化、

もっと自由にしてあげなければいけないのじゃないか、

あるいは今おっしゃったような、銀座にもおいでになればいいし、

喫茶店にもおいで願えばいいじゃないか、そういう議論が割合に多かったと思います。

しかし私は決してそうは思っておりません。

やはりすべて普通の国民と同じ生活をするということでは、ほんとうの象徴としての国民の尊敬を集め、

親愛を得られることにはならない。それは、ある意味において自由が一部ないともいえます。

しかしそれはやはり国民の中心となって、象徴としてお過ごしになるには当然負われるべき御責任であり、

御義務であると思います。

そういうことでなければ、何らわれわれと差がなくなってしまう、

私は常にそう思うわけであります。最初に申し上げたような意見はいろいろございますし、

いわゆる雲の上に上る行き過ぎた行き方は、

もちろん直していくベき点があれば直さなければならぬのでございますけれども、

やはりそこにはきぜんとしたことがなければ、秩序は保たれませんし、

また尊敬や親愛というものも生まれてこないと私は常に考えております。

そういう御修養もなさらなければなりませんし、

そういう義務ということもしっかりとお持ちを願わなければならぬと私は考えております。

しかしそういう点は御幼少のときからおそばの者が、

そういういろいろな進言に対しては気持よく胸を開いてお受けになることをほんとうによく申し上げ、

われわれが、あるいはそばの者が申し上げることは、

よく御反省になる方だと私は思っております。もとよりまだお年もお若いことですし、

御修養願うべきことは多々あるわけであります。小泉博士は、

常に皇室の将来を最も心配しておられる一人だと私は考えております。

しかし具体的にどういうことをということについては御相談もございますし、

私も遠慮なく意見を申し上げておるわけであります。

今後においても、そういったことについては最善を尽したい。

今回のことにつきまして、大きなことを申すと仰せになるかもしれませんが、

私が責任をとって済む事態ではない、それ以上の大きな事態であるというふうに考えて

参ったつもりでございます。

不敏でございますけれども、この覚悟だけはいたしておるつもりであります。

(私も全て自由でいいとは思っておりません。小泉さんはその点はきちんと

されているのではないか。

私も間違いがあれば指摘していくつもりですし)

 要するに諸悪の根源は「小泉信三」という話で。保守の間ではそう思われていたのかも。

キリスト教信者であったこと、正田美智子嬢を推したこと、何よりも自由闊達に

皇太子を育てたこと。思想の中に「憲法遵守」とか「人権」の意味を教え込んだのかもしれません。


○平井委員 

最後にお尋ねなりお願いをして終りたいと思いますが、

御結婚式も近いのでありますから、今の長官の御説明で私は納得いたしましたが、

なお宮内庁から国民が納得するようにしていただきたいと思うのと、

これは長官に幾らわれわれが質問してもしようがないが、

皇太子殿下並びに宮様のおつきの人は、悪ければ取りかえなければ教育というものはよくなりません。

あなたが見はからつて、これはあまりよくないと思われる人はどんどん取りかえられて、

そうしてりっぱな教育をされる方をお入れになって――今の人がいいか悪いか知りません。

悪いと言う人もあり、いいと言う人もあるが、取りかえて教育をなさらぬと、

将来非常に大きな問題が起るのではないか。

天皇制のあり方ということは、日本の政治、経済あるいは世界の動静に従って

あらなければならぬと私は思うのであります。

従って皇居造営の問題におきましても、まだ審議会はできないのでありますけれども、

もしも審議会ができましたならば、時代に即応して、

かつて三井、三菱の大財閥が十万坪の屋敷に住んでおったのが、

今日一万坪の住居におるということを参考にして

今日の皇居のあり方はどういうふうでなければならないかというふうに、

率先宮内庁は研究をされていかなければ、これまた非常な難関に到達すると思うのでありますから、

日本の情勢、世界の情勢、東南アジア未開地のところにクーデターがあり、

いろいろある世界の動向をよくながめて、ひとり日本だけが昔の風習ではいかれない、

日本の皇室はこうあらなければならないという見地から、

まず率先してあなたの方で案を立てられなければ、将来禍根を残すと私は思うのであります。

どうか皇居の造営の問題につきましても、あなたの方で十分考えられて、

先手を打つといってはおかしいのでありますけれども、

この程度でよかろうとか、あるいはこうした方が今の日本の皇室にふさわしいのであるということを

十分考えられてお作りにならなければ、将来禍根を残す。

東宮御所の御造築のごときも、間組が一万円で引き受けた、

こういう崇拝組も日本にはあります。また家がなくて困っておる国民もある。

私は間さんに言いたい。そういう金があるならば、住宅のない人に建ててやったらどうかと間さんに言いたいが、

あまり私は懇意でないから言うておりません。

そういうお方もあるが、それが全部でないことも考えなければならない。

そういう人もおります。いなかの年寄りの八十、九十の人は、

日本が戦争に負けたことも知らないという人もおりますから、

そういうことを十分考えて、あなたの方で考慮されて、

現在の世の中にふさわしい皇居の造営を計画していただきたい。

同時に今後の皇室の尊厳並びに天皇制のあり方を十分研究されなければ、

日本の将来にいかなる変動が起るかわからぬということを肝に銘記して、

今後長官としてりっぱに職責を全うされるようにあなたにお願いを申し上げて、私の質問を終ります。

(皇太子の教育について間違った進言をするものはどんどん

取り替えていくべきではないかと思います。

ご結婚も近いのですから、経緯についてもっと国民にわかりやすく説明し

納得させるべきだと思います。

皇居の造営についても世情を鑑み、財閥が3万坪の家に住んでいたのが

今は1万坪になった・・・というくらいの感覚は必要でしょう。

皇太子の御所の造営に関して、間組が1万円で請け負ったという話も

聞いています。立派だけど、それをするならいまだに家がない人達の為に

無料で家を建ててやったらいいじゃないかという意見もあります。

十分に考えて頂きたい)

 平井さーん。今上が即位したとき、56億円かけて新しく建て直したんです。

  しかも皇居の森を全部切っちゃって。

  赤坂の東宮御所ねーーあれなんかも当代の皇太子が結婚して3回くらい

  リフォームしてるんです。

  さらにいうなら、どうもそこに皇太子妃の両親が住んでるという疑惑まで

  東宮家の内親王は御用邸のことを「私達の別荘」とおっしゃるそうですよ。

 全ての危惧がその通りになっている今、どうなってしまうんでしょうね。

 

 

 

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私という名の変奏曲

2015-10-04 18:10:00 | ドラマ・ワイドショー

 なかなか腱鞘炎が治らなくて。

親指に変な力が入ってるんですって。

小さい頃にピアノをやってたせいか

キーボードの打ち方がピアノを弾いてるみたいと

言われた事があります。

なめらかじゃないのよね。きっと・・・・

誰か代わりに打ってよーー

 と、いいつつ。一年に一度の町のお祭りでは

ちょこっと飲みすぎて胃が痛いふぶきでした。

 私という名の変奏曲 

天海祐希さん、仕事復帰と思ったら立て続けに単発ドラマで

とうとう連ドラまで。

大丈夫なんでしょうか?

仕事中毒っぽいから、じっとしているとかえって体に悪いんでしょうね。

 

さて。このドラマは舞台劇のようで。

天海祐希全開って感じでした。

三谷幸喜なども舞台っぽいドラマを書きますが

今回のは、まさに舞台

シアターコクーンで見てるみたいな?

しかも出演者の豪華なことと言ったら

役者としても面白かったでしょうし、見ている方も

引き込まれましたね。

こういうドラマもありか・・・・と。

 

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皇室ウイークリー

2015-10-03 10:00:00 | 皇室ウイークリー

ご日程

両陛下

9月25-27日・・・両陛下 → 和歌山県訪問

・県勢事情聴取

・ 紀伊半島大水害被災者との懇談

・通常業務(天皇陛下)

・第70回国民体育大会役員懇談会

・昼食会主催

・第70回国民体育大会総合開会式出席 式典前競技を見る

 

・稲むらの火の館施設概要聴取・視察

 

・提灯行列

・和歌山県果樹試験場うめ研究所施設概要聴取

皇后陛下 「あら、うちと同じね」

・卓球競技を見る

9月28日・・・天皇陛下 → 通常業務

9月29日・・・両陛下 → 人事異動者に会釈

        天皇陛下 → 衆議院長から挨拶を受ける

                 通常業務

9月30日・・・両陛下 → 眞子内親王から挨拶を受ける

                在京外国大使夫妻らと午餐

                新任皇宮護衛官に会う

                勤労奉仕団に会釈

               太陽の家創立50周年記念式典について説明を受ける

10月1日・・・両陛下 → 常総市お見舞い

 

 

皇太子同妃両殿下

9月25日・・・両殿下 → 国際青年交流会議出席

9月30日・・・皇太子殿下 → 勤労奉仕団に会釈

                   離任大使に会う

          両殿下 → 赴任大使に会う

10月1日・・・両殿下 → オペラ「ラインの黄金」鑑賞

 

秋篠宮家

9月26日・・・秋篠宮殿下 → Tokyo HCMR Seminar 2015出席

9月27日・・・秋篠宮殿下 → Tokyo HCMR Seminar 2015出席

9月28日・・・両殿下 → 社会福祉法人聖明福祉協会創立60周年記念式典及び祝賀会出席

9月29日・・・眞子内親王 → 帰国

        両殿下 → 赴任スロベニア大使夫妻に会う

                人事異動者に会釈

                外務省より進講を受ける

                ブループラネット賞について説明を受ける

9月30日・・・眞子内親王 → 両陛下にあいさつ

                   賢処参拝

9月30日ー10月1日・・・両殿下 → 愛知県訪問

 ・ 豊明花き地方卸市場視察

 ・ 介助犬総合訓練センター視察

 ・ 県勢事情聴取

 ・ 全国都市緑化祭記念祝賀会

 ・ 平成27年度全国都市緑化祭式典

 ・ 記念植樹 あいち緑化フェア視察

 ・ 関係者との昼食

 

国体のハンドボールを観戦される常陸宮両殿下

ボールって小さいね・・・という感じ。

 

国体ウエイトリフンティングを観戦される久子妃

・・・・サッカーしか興味がない・・・かも。

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両陛下 常総市に

2015-10-02 07:43:53 | 皇室報道

10月1日、両陛下は常総市をお見舞いされました。

 

土砂がえぐり取られた様子をみて

皇后陛下 「みなさん、とても怖かったでしょうね」

三坂町地区の堤防の決壊現場をご見学。

濁流に流された男性の遺体が発見された場所では傘をささずに拝礼。

 

被災者6人と消防団らと懇談。

 

見送りを受けて帰られる両陛下。

 

こういうこと。本当は皇太子夫妻がやるべきでは?

その皇太子夫妻は1日はオペラ?

6日には福島を日帰り訪問・・・・「決意の公務復帰!」

即位にむけて着々と地盤固めに入ってますねーーー

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月組ラインナップ

2015-10-02 07:00:00 | 宝塚コラム

 ため息。

 

月組ラインナップ

 龍真咲コンサート「VOICE」

出演・・・龍真咲

演出・・・・小柳奈穂子

期間・・・赤坂ACTシアター → 2016年3月26日(土)~3月31日(木)

     シアタードラマシティ → 2016年4月8日(金)~4月20日(水)

 

 全国ツァー 「激情」「ApasionadoⅢ」

出演・・・珠城りょう・愛希れいか

期間・・・3月19日ー4月17日

 

 さあ、ARIちゃんはどっちに出るのかなっと。

  それはいいんだけど。

  何だかへんてこなラインナップに見えてしょうがない。

  二番手とトップ娘役が全ツってのは最近の流行らしいけど

  今回は珠城りょう。

  かちゃではない。珠城りょう。

  そして、龍真咲さん、またコンサートやるの?この間の「ドラゴンナイト」はなんだったの?

  立て続けにコンサートって・・・・

 悪口じゃないよ。ただ。

  トップが相手役を一方的に拒否ってるって噂を助長するようなラインナップだなと

  思っただけです

 またコンサートの千秋楽で「これでもうえーーっとかいわない?うるさい。

  私はそんな風に育てた覚えはありませんよ」とかいうのかね・・・・俺様ぶりが

  ファンにはたまらないんだろうなと思うけど。

 それにしても珠城りょうのホセ。うーん・・・何だか想像が。

   っていうか、またアパッショナードかい?全ツには縁がない私でも

   やりすぎだーーと思うわ。

   ちゃぴ様のカルメン。二代目「女帝」襲名披露公演になるんでしょうか。

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昭和34年2月6日内閣委員会議事録3

2015-10-01 08:15:00 | 日本人なら絶対に知っておきたい皇室

平井委員  

皇太子殿下の御結婚につきましてお尋ねいたしますが、

新憲法のもと恋は自由でございますから、

皇太子殿下も人間だから恋をするだろう、こうおっしゃるでしょう。

それもまことにけっこうでございましょう。

しかし民族の象徴という観点から見まして、

もしも天皇陛下が皇后陛下と銀座を毎晩散歩しておる、

あるいは自分のしたいことをするということになっても、

民族が尊敬をし崇拝をすると思われておるかどうか。

私は決してこの御結婚に反対をするものではありませんけれども、

要するに、もしも皇太子殿下、天皇が民族の象徴とするならば、

国民の声によって――いろいろお相手を探したけれどもなかった、

民間からぜひもらっていただきたいとあなたから進言をされて御結婚あそばすならば、

これは民族の声である、ほんとうに国民の声でありますから、

私は大歓迎でございますが、もしも伝え聞くように、

皇太子殿下が軽井沢のテニス・コードで見そめて、

自分がいいというようなことを言うたならば、

ここにおられる代議士さんの子供と変りない。私の子供と変りない。

これが果して民族の象徴と言い得るかどうか私は知りませんが、

あなたから進言をされたものか、皇太子殿下が自分で見そめられたものか、

この点をお尋ねしたい。

(新憲法になって恋愛は自由ですから、皇太子殿下も恋愛して結婚することも

あるだろう・・・とお考えになるでしょうが

「象徴」という立場が庶民と同じような恋愛をしたー結婚を選んだーといって

果たして崇敬されるでしょうか。

今回の結婚が側近により「この方しかいません」と言われて

「わかった」としたならまあいいが、もし皇太子がテニスコートで見染めたという

事であれば大問題です。

将来、天皇になる方が私達と同じ事由を持ちつつ、立場だけは上で特別である

というのでは「象徴」という意義が守れるでしょうか)

 ここでなかなか深いことを平井議員はおっしゃってます。

  この頃、盛んに週刊誌では「皇太子の恋」「テニスコートの恋」が喧伝されていて

  庶民は「シンデレラストーリー」だと思っていたわけですね。

 「天皇」は象徴。一般国民と違う。王族のような特権を持っているわけでもない。

  「無私」であらねばならない。結婚も一つの「神事」とみなすというような事

  だったのでしょうか。

 


○宇佐美説明員 

皇太子様の御婚約の実際についてのお尋ねでございます。

これは世上いろいろ間違って伝わっておりますので、た

だいま御質問がありましたので、

私はこの機会にはっきり申し上げておきたいと思います。
 

今回の御婚約につきましては、数年前からいろいろ準備を事務的に

進めておったのでございますが、

もちろんその選考の方針その他につきましても、

皇太子殿下御自身はもちろん、両陛下のお考えも伺って、

われわれとしては慎重にいたしておったわけでございます。

殿下御自身の御性格も非常に慎重な方でございまして、

御自身の義務というようなことにつきましては、

はっきりとお考えをお持ちになっている方でございます。

今回の御内定になりました方につきまして、世上で一昨年あたりから

軽井沢で恋愛が始まったというようなことが伝えられますが、

その事実は全くございません。

もちろん軽井沢でテニスを一、二度なさったことは事実でございます。

しかしそれ以上の交際があったわけではもちろんございませず、

この御婚約につきましても、その当時は何らそういう方がわ

れわれのあれにも入っておりません。

しかしいろいろ候補者を選考して参りました過程におきましても、

殿下に一々ごらんに入れているわけでございます。

昨年の春ごろからいよいよ何人かの候補者をしぼって御相談申し上げ、

そのうちからわれわれも御推薦申し上げ、

殿下も冷静な観察をなさって御決心になったわけでございます。

世上伝わるようなうわついた御態度というものは、

私どもは実際において全然お認めすることはできません。

むしろ非常に老成された考え方を持って注意深く進められたのでありまして、

このことはあの当時の発表後におきましても私どもは外に向って

もはっきり申しております。

世上そういうふうに伝わっておることは事実と反していると私は考えます。

なかなか先に出ますとあとから幾ら申しても徹底をいたしませんで、

この点は非常に残念でございます。

ただいま御質問をいただきましたのは、私としましてはむしろありがたいことでございます。

世間で言われているような恋愛はありません。確かに1・2度テニスをしたけれど

そこで見染めたというような話ではないのです)

 元宮内庁長官の田島氏の日記によれば、皇太子のは確かに正田美智子嬢と

  テニスをしたけれど、そこで恋に落ちたわけではなかった・・・らしいです。

  お妃選考も旧華族・旧皇族等で話がつきそうな気配があったし。

  でも、色々健康上などに問題があってダメになり、民間に範囲を伸ばした時に

  聖心女子大から真っ先に候補者リストで上がってきたのが正田美智子さんだった。

 皇太子はその当時、確かに恋愛に陥っていたわけではない。

   ないけれども、小泉信三他側近たちが、学友を使ってさかんに皇太子に

   「正田美智子さんにしたほうがいい」と思わせた事は事実でしょう。

 だけど、本当に恋愛感情がないままだったとしたら、正田美智子さんの海外旅行とか

  雑誌の先行発表みたいな話の裏はどうなっていたんでしょうか。

  皇太子がその気になるより早く、宮内庁は「正田さんで」といい、結婚を迫っていた?

  これって策略?それとも独り相撲?


○平井委員 長官の説明を了としますが、われわれ、世上というか、

宮内庁係の新聞記者連中ともよく知っておりますし、

いろいろ聞くところによれば、小泉さんと田島さんが非常な推薦者であった、

あとはむしろそう賛成をなさらなかった、これはどうだか知りません。

世上の話でございます。

そこで小泉さんあたりの教育の仕方がいいと言う人もあるし、

悪いと言う人もある。

私、小泉さん、田島さんがどういう意味で強硬に推薦されたか知りません。

推薦する方にもまた考えはあると思いますが、非常な推薦をして、

ついに宇佐見長官も同意をしたというふうに聞いておりますし、

また東宮御所において、皇太子殿下が学友を集めてわあわあ言うた結果

とうとうきまったのだというようなことが、

御婚約の後にぼつぼつ週刊朝日などに載るようになりましたときの責任や

重大なるものがあると思いますが、この点長官いかがお考えになりますか。

(聞くところによれば正田さんを熱烈に推薦したのは小泉信三&田島長官で

それ以外の方は賛成しなかったらしい。

しかし小泉信三の教育のたまものである皇太子殿下はあっさりと

両名のいう事を聞いた。

だから宇佐美長官もついには賛成した・・・という事ですね)

 平井氏の心の中に、「正田美智子嬢」に対するかすかな不信感が

  あるのかも。

  「東宮様は師である小泉信三のいう事なら間違いないと盲信して

  いいるのではないか」と。

それにしたって、お相手が平井氏のめがねに叶っていればこんな

  質問はでなかったんでしょうけど。


○宇佐美説明員 

今度の御選考につきまして、皇太子殿下の御教育に顧問として参画しておられる

小泉博士あるいは前長官であります田島氏や、

その他の方々といろいろ御相談したことは事実でございます。

しかしながらこの間においてだれが反対をし、

だれが強く推したということはございません。

非常にこれは大事なことでありまして、一人の懸念もないということを

私は慎重に考えて進めたわけでございます。

こういうような点につきまして、私は内容について外に言ったこともございません。

いろいろな憶測が出るようでございますが、

これは全く事実と違うものと存じております。

(皇太子の結婚については確かに小泉&田島両氏にも

話を聞いたけれど、二人の意見だけを聞いたわけではない)

 噂レベルとはいえ、ちょっと胡散臭い結婚話に見えますね。


○平井委員 

これはなかなか大事な問題でございます。

将来日本の天皇制が傾いた場合に大へんな問題になるので、

私は国民代表として言うておかぬと困ると思うのですが、

まず参考に申し上げておきますが、

私が先般いなかに帰りましたとき、非常な天皇崇拝者のおばあさんが

こういうことを言った。

先生、日本も天皇制はしまいましたね、だから金持ちのお嬢さんをもらったのだろう、

そういうふうに心から言うのであります。

そういう年寄りが全国津々浦々に非常に多いということも長官は知らなければならぬ。

いずれ天皇陛下になられるのでありますから、

民族の象徴として、今日の皇太子がそれにふさわしいお方にならぬときは、

日本はしまえるのですよ。

今日われわれ中共だとかソ連だとか言っておるけれども、

内輪でしまえるのですからこれは冗談じゃない

小泉さんあたり少しどうかしておられますまいか。

よほど慎重に考えてくれなければ困る。

もう皇室の尊厳というものは、小学校の本にもないし、だんだんなくなってくる。

そういうお方を国民が崇拝して、宮内庁まで置いてああいう広いところで

生活をする必要はないではないかというような段階まで行きはしないかと、

私は非常に心配して言うのであります。

長官は世上に伝わっておることはうそであるというけれども、一年前のテニスの写真を

出したり、遊ぶところを写してみたり、ああいうことはあなたの責任ですよ。

国民は決して喜んでいはしない。

それを国民は非常に御結婚には賛成だ、いよいよ皇室も民主主義になったのだ、

こういうふうにもろ手をあげて喜んでいるというふうに考えることは、

私は大きな間違いだと考えます。

しかし婚約が整ってもう式も近まったのでありますから、

これに対して私はとやかく言いませんけれども、

英国の例によりましても、これは皇帝にならなければ心配はない。

恋愛は自由ですから。私は退位して会社にでも勤めましょうということになると、

われわれは一口も差しはさみません。

九千万の象徴となられる方だから心配をしておるのであります。

その点義宮の結婚と非常な違いがあるということも考えなければならぬ。

そういう場合には退位をされるといえば別でございますけれども、

英国とは日本の皇室はかなり違った立場に置かれておるのでございます。

英国ならば恋は自由でありますから、恋をなさい、

そのかわり国民はあなたを養いませんよ、

どうぞなさって下さいというようなことになると思いますけれども、

日本はそこまで言わぬが、それだけに国民の気持というものは、

あなた方が想像されるのとちょっと違いはすまいかと考えておりますので、

今後の皇太子のあり方、今度婚約されるお方のあり方、写真等、こ

れは宮内庁の宣伝と申しますか、そういうことについては特に私は

留意をしなければならぬと思う。

これは共産党であったら大歓迎です。

要するに天皇制のあり方、皇室の尊厳ということをもう少し高める上において、

何かあなた方は研究をされておりますか、

まだ何も考えておりませんか。

将来どういうふうに日本のこの皇室というものを持っていきたいというお考えですか、

この点一つ。これはあなたが長官のときですから大へんな問題になる。

将来問題になったときに、私があそこで質問したがその通りになったと

言わないように一つ心がけ、

た今後あなたとしては、どういうふうに天皇制を持っていき、

皇室の尊厳を高めていくというお考えであるか。

熱烈な天皇崇拝者のおばあさんがこう言いました。

「皇室も終わりですわね。だからあんなお金持ちの女性と結婚されるんでしょう」と。

そういう人が全国津々浦々にいらっしゃる。

国民の象徴としてふさわしくない方が天皇になれば日本はおしまいなのです。

中共・ソ連など関わらなくても内側からつぶせるのです。

最近では皇室に尊厳を感じている人も少なくなっているし、学校で教えもしない。

そういう(ふつうの人)があんな広い皇居で生活する必要はないと

思われるのではないか。

長官はマスコミは嘘を書いているというが、テニスの写真を出したり

遊んでいるところを出したり、そういう事を許すのはあなた方

宮内庁職員の責任ですよ。

今回の結婚へ至る事が、開かれた皇室、民主主義の皇室の姿だと

国民全部が思っているとしたら大間違い。

でもまあ、婚約が調ってしまった以上、何も言いませんけど・・・・

イギリスじゃ恋愛は自由だと思われるでしょう。

でもあちらでは恋愛を選ぶなら退位という選択肢もある。

「自由に恋愛をすればいい。しかし国家はあなたを養わない」と

言えるけれど、日本はちょっとそういう事は出来ないでしょう。

今回の婚約者の方の写真などの公開を決めるのは宮内庁で

宣伝もかねているんでしょうけど、

本当に気をつけないと、アカの「皇室つぶし」のいい理由づけにされますよ。

要するに天皇制の在り方、尊厳を高めていく為に

あなた方は何をしているのかという事です。

将来、私が予言した通りにならないようにする為にどうするんですか)

 なんとも怖い。平井さん。あなたのおっしゃる通りになってしまいました。

  結婚前から正田美智子さんのお写真は世間にたくさん出回っていました。

  お綺麗でしたから週刊誌がこぞって取り上げた。

  特に朝日は専属の記者を使って「伝説」を作り、グラビアを飾った。

  ご結婚後は台所に立つ庶民的なお妃とか、家族主義の皇太子一家とか

  「開かれた皇室」の象徴として大人気。

  けれど、半世紀後、皇室の権威は見事に落ちたのでした。


○宇佐美説明員 

先ほど御指摘になりました殿下の今回のことについての御態度は、

先ほど私がはっきり申し上げた通りでありますが、

おきまりになりました以上は私どもはやはり将来殿下と妃殿下が

ほんとうの愛情を持って、りっぱに結ばれていかれるということを

われわれは望むものであります。

しかし今御指摘になりました御行動についてはわれわれも非常に

こまかい点まで注意をいたしております。

最近の週刊雑誌等を見ましても、そういった問題について

われわれも国民の疑惑が起らないように、

いろいろ報道関係にもお話し申し上げたのですが、

雑誌を見ますと、宮内庁は反動化したというようなことを盛んに座談会でも

言っておりますけれども、

国民に筋の通った報道というものはやはりなければいけない、

どういう生活をなさるかということは当然なければならないと思いますけれども、

むやみに追いかけ回されるということについては、

われわれとしても心外でございます。

そういう点で、殿下の御行動については慎重な注意をいたしておるわけであります。

しかし昔のようにすべてを不自由なと申しますか、

当然あっていいことまで押えるということもどうかという気がいたします。

殿下が伸び伸びと自身の立場を思いながら御成長を願いたいと

われわれは思うわけであります。

やたらに何でもかでも押えるということもどうかと思います。

ただりっぱな地位に対する御自覚から、

すべての行動をよく考えていただいて、われわれもそれをお助けして、

ほんとうに国民の将来の象徴としての素質を十分伸ばしていただきたいと

いうことでございます。こ

れは大きな政策とか、そういうことが表面に出ることではなく、

日々の行動が重なってそこに現われていくものと思います。

私は日々のことにつきましても、東宮職のおそばにおります者にもちろんるる申しますし、

小泉博士も皇室の将来ということとあわせて考えてやっていただいておりますが、

私もよく国会における御質問等も伝えますし、

私の考えも始終述べておるわけでございます。


 なお今後の皇室のあり方につきましては、

御指摘の通りに、ほんとうに真剣に慎重に私どもは考えなければならぬ。

そういう問題について、ただ宮内庁の組織だけで考えていいのか。

その間において世論を聞き、いろいろな立場から検討すべきはもちろんであります。

そういう点についてもいろいろ今考えつつあるところでございます。

まだ申し上げる程度にまとまりませんけれども、

将来のためにこれはほんとうに考えていかなければならぬというふうに思っております。

(今回のご指摘されたような内容については十分注意しています。

皇太子殿下は慎重な方です。

正田さんと二人で愛情あふれるご家庭を築かれるでしょう。

しかし、皇族だからといってなんでもかんでもおさえてしまうのはどうかと。

当たり前のことまでおさえるのではなく、のびのびと成長して頂きたいと思っています)

 宇佐美長官はちょっとしどろもどろになっている印象です。

  正田美智子嬢入内にあたっては、主役の一人ですし、写真の公開だって全部許可

  してきたんですものね。


 

コメント (9)
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