ホワイトクリスマスになるかな・・・とも囁かれるこの3連休の寒さの中、ブログの中の私は、なかなかランチができない、“晩秋“の京都の私です(^^;)
天神さんの向かいで粟餅を食べる願いもむなしく、少し西に歩いてまた天神さん側に渡り、向かった先は
京豆腐、お揚げなどで有名な「京豆腐 藤野」。
その藤野さんプロデュースのカフェ。
メニューにはおとふ(お豆腐)や豆乳を使ったものがいっぱい。
前から一度行ってみたかったのよねー。でもまだ実現せず。よし、入ってみよう!!
おしゃれな店構え。ちょっとフランスのカフェのよう。
扉を開けて店員さんに迎えられながらふと、・・・ありゃりゃ。
私の手には今しがた買ったばかりのとようけ屋山本さんのひろうすの袋が!!
ち、ちと感じ悪いよね、これって。と、思わず体で隠す私(^^;)
メニューを見てしばらく悩んだすえ、「TOFU CAFE おばんざいプレートセット」にしました。
「フジノがおばんざいを作るとこうなります。」・・・と書いてありました。こういうのは勉強にもなるし、メニュー組立の参考にもなります!!
実はおなかぺっこぺこ。
夕べ遅くまでごちそうを食べてしまったので、朝起きておなかがすいていなかったんです。それと、1分でもたくさん寝坊したくて(^^;)
それで、朝ごはんは友だちが買ってきてお土産にくれた「阿闍梨餅」とお茶ですませてしまいました。
その分、うーん、おなか減った。
わー、来ましたよ。お料理いっぱい♪
おかずだけアップで撮ればよかったのですが、これでわかるでしょうか。早く食べたかったんです。
ごはんは少し生姜風味のようでゆばが。
おかずは揚げ出し豆腐、おぼろどうふ、湯葉、ひろうす、胡麻豆腐、かき揚げ、それから豆乳マヨネーズみたいなのがかかったり、とにかくおとうふ、豆乳由来のものづくし。
おすましはせっかくなので、豆乳スープに変更。人参とじゃがいもがあったけど、今回は人参にしました。
豆乳人参スープ。
色がきれいです。お味の方はけっこうしっかりついていました。
あったまるなあ。そして、あれれ、ちとこれでおなかが膨らんできた感じ。
そうそう、このおしぼり見てください。
天神さんの牛さんっぽいイラストが。かわいい♪
お皿はオリジナルなようで。
見えますか。小鉢をのけたら「TOFU-FUJINO」らしき文字が。
こういうのって、オンナゴコロくすぐられます。
うう、おなかいっぱい。食べきれるか・・・。食べきりました。でも、残念、もうデザートは食べられない。
楽しみにしていたのに。残念無念・・・(泣)
それでも最後に黒豆珈琲だけ頼みました。
黒豆と珈琲豆の焙煎してある香りがとてもいい。
ひと口サイズの豆乳八ツ橋のようなものがついてきました。
しかし。もうおなかパンク状態の私はこれはお持ち帰りにしました。
黒豆珈琲をいただきながら窓の外の雨の京都の街並みを見つめていました。
京都は街路樹にいちょうの木がよく植えられています。いいな、きれいだな。
いちょうってどこの街でも見かける街路樹だけど、京都のいちょうは特別、街と暮らしととってもマッチして見えるのです。私の目には。
じーっと見ているといろんな感情があふれてきそうで・・・いかんいかん。と、目に飛び込んできたのは・・・
むむ、あの黄色い傘・・・気になる。
この傘の持ち主はおばあちゃんらしき人。
横断歩道の間近なとこで初めタクシーを停めたくて手を挙げてるようなんですけど、全然停ってくれません。
そらあそうでしょう。ここはとても車がとまりにくそう。
第1、通ってるタクシーの数が少ないこと。
きっともっと紅葉真っただ中のお寺や神社の方に出払ってるんじゃないでしょうか。
と見ていると、この写真の位置まで左に移動しました。
そこでも懸命に手を挙げるおばあちゃん(らしき人)。
そうして10分ほどしたでしょうか。
やーよかった。とまってくれた。ホッとしました(#^.^#)
なんてやきもきしてた私、それだったら出てって手伝ってあげたらええのにね、だって雨だし、寒かったんですもん。
豆腐、豆乳を使ったものって、おなかが膨れるんだなあとしみじみ思いました。
人心地ついてホッとして、あー美味しかった。
願わくば、せっかくのお豆腐屋さんがやってるカフェだから、もっと素材そのものを楽しめるものだったらうれしかったな。カフェだからこうしてかわいく盛ってあるのがいいんだけど、それぞれできたてのお味を楽しめるものだったらきっともっと美味しさを味わえたかも。
いえ、ほんとに十分美味しいんですけど、ここのお揚げもそのまま両面をさっと焼いて生姜じょうゆかけたりするととってもおいしいから、そういうののおしゃれアレンジも食べられたらいいなあと、(そんなん家でお食べって話ですよね)、ちょっとわがままな私でした(^^;)
さてさて、ここから錦市場に向かおう。京都に来たら必ず行くお楽しみ♪
いざ、バスに乗ってGO!GO!
京都の旅もやっと終盤です。