観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
まずは先日の小旅行での観光列車から出張利用の乗り物まで。

東広島駅 JR西日本)山陽新幹線

2017-03-18 08:53:41 | その他 鉄道線

東広島駅は、広島県東広島市三永一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽新幹線の駅である。

東広島市の中部、三永地区にある。同地域は同駅が開業した1988年(昭和63年)以前から東広島市に含まれていた。同市の中心市街地は山陽本線西条駅周辺にあるが、同駅は1974年(昭和49年)に旧西条町が周辺町村と合併して東広島市となった後も名称を変更せず、「東広島」の名は新幹線の新駅に用いられた。


東広島市内の各地へはバス連絡となるが便数が少ないため(特に日・祝は発着が皆無の時間帯がある)、駅周辺には大規模な駐車場が整備され、利用者のほとんどはマイカーで駐車場を利用する。

新幹線の利用客数に反して、駐車場の利用はかなり多い(市内に工業団地があるため)。なお休日でもパークアンドライドのような形で混み合う。


広島大学(一部学部除く)が東広島市への移転が決定した時は、西条駅から広島大学東広島キャンパスを経由して、東広島駅へ至る新交通システムの建設構想があったが白紙になっている。なお西条駅や広島大学へは当駅よりバスが運行されているが、いずれも便はきわめて少ない。


駅周辺はコンビニが2軒あるほかは商業施設がなく、閑散としている(東海道新幹線の岐阜羽島駅、山陽新幹線の新岩国駅の新幹線単独駅も同様である)。

通過線を抱き込んだ相対式ホーム2面2線を有する高架駅。駅舎は新幹線としては珍しい地平高架方式(駅舎のデザインは酒蔵である)1988年(昭和63年)落成。上下線ホーム間には4線あり、内側2線は上下通過線である。地上をレールが通過しているためか、入口が南側のみである。

下りホームと駅舎は直接つながっているが、上りホームへは地下通路を通って行く必要がある。

エレベーター・エスカレーターは上下ホームに1基ずつあるが、エスカレーターは上り運用のみ。
直営駅(西条駅傘下の地区駅・駅長配置)である。なお営業キロも西条駅のものを使用している。

駅舎コンコース内には改札口1箇所、みどりの窓口があり自動券売機2台とみどりの券売機1台が設置されています。
コンビニ(デイリーイン)が入っており店での支払いは、ICOCA等の交通系電子マネーで決済が可能です(ICOCAカード読取器設置済)。


待合所には背もたれのある椅子が多数設置されトイレは1箇所で東広島駅鉄道警察があります。商業施設としては駅周辺にはコンビニが2軒あるのみ。バス路線は現在、西条駅への連絡便は芸陽バスが中心であるが、中国JRバスも朝と夕方に1 - 2便程度、運行している。


西条駅に比べると当駅からの発着本数は極端に少なく、休日や年末年始等の特別ダイヤ編成時は運行されない時間帯がある。また、通勤時間帯においても駅前のバス利用客はほとんどいない。


のりば(東広島駅プラットホーム)
ホーム 路線 方向 行先
1 ■山陽新幹線 下り 広島・博多方面


2 上り 岡山・新大阪方面

新尾道駅と同様、費用を全額地元負担で建設し開業した請願駅である。


1997年(平成9年)11月29日のダイヤ改正以前は『ひかり』の停車駅であり、それまでは利用客が比較的多かった。同日のダイヤ改正以降は岡山駅で『こだま』と『ひかり』の接続が改善されたことで、当駅に停車する『ひかり』が廃止されてからは急速に減少した。加えて在来線が併設されていないこと、市内中心部から離れていること、周辺に商店街や商業施設がなく閑散としていること、当駅から最も近い在来線の西条駅とも遠いこと等を理由に現在も伸び悩んでいる。そのため、請願駅として計画されている駅の整備に反対する住民から、「請願駅の失敗例」として引き合いに出されている。


この事態を重く見た東広島市は、市内の62企業3大学を対象にアンケートを行い、市内の研究活動および経済活動の活性化には東京駅直結の新幹線の停車が不可欠と判断し、『のぞみ』または『ひかり』の停車要望書をJR西日本広島支社に提出。

これは広島県の2008年度の主要事業提案にも盛り込まれ、当駅までのアクセスも山陽自動車道に直結する東広島呉自動車道(通行料無料)の下三永福本IC設置により利用者増加が見込めるとしているが、JR側は難色を示している。なお、『こだま』での当駅 - 広島駅間は最短約10分であり、『のぞみ』を当駅に停車させたとしても同程度の時間で広島まで到達すると推定されるが、『のぞみ』がこの短時間で次の駅に停車するのは東京駅 - 品川駅間のみである。


2008年(平成20年)3月15日ダイヤ改正にて『ひかり』(ひかりレールスター)が上り1本設定されたが、当初は新大阪行きであり、市が長年目標としている東京直結の新幹線の停車は実現しなかった。翌2009年(平成21年)3月14日ダイヤ改正にて下りも1本『ひかり』が設定されたが、こちらもこの時点では広島行きであった。


2013年3月16日現在、1時間あたりの停車本数は朝2 - 3本、日中1本、夕1 - 2本で『こだま』中心であるが、2012年3月17日ダイヤ改正より朝晩に上下計4本の『ひかり』(ひかりレールスター)が設定されている。

上りは6 - 8時台に東京行き『ひかり460号』、岡山行き『ひかり440号』、新大阪行き『ひかり442号』各1本で、下りは22時台の博多行き『ひかり443号』1本であり、時間帯も限定され、かつ停車駅の多さから速度もいまひとつながら、下り博多方面と上り東京方面へ、それぞれ「ひかり」で乗り換えなしでのアクセスが可能になり、利用客数の少ない山陽新幹線の駅としては唯一、『ひかり』(ひかりレールスター)の停車が見直された。ただ、ひかり460号は京都まで各駅停車であり、福山で後続の『のぞみ』に乗り換えるほうが東京に1時間近く早く到着できる。

当駅に『レールスター』の名を冠していない東海道新幹線直通の『ひかり』が停車するのは、460号東京行きのみである。また、年末年始などの多客期は臨時の『ひかり』が停車設定されることがある。


1988年(昭和63年)3月13日 - 西日本旅客鉄道により、山陽新幹線の三原駅 - 広島駅間に新設。
1997年(平成9年)11月29日 - ダイヤ改正により「こだま」のみの停車駅となる。
2005年(平成17年)2月26日 - 自動改札機導入。
2008年(平成20年)3月15日 - 当駅停車の「ひかり」が復活する。

所属路線 ■山陽新幹線
キロ程 309.8km(新大阪起点)
東京から862.4km
電報略号 ヒヒ
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 1,150人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1988年(昭和63年)3月13日
備考 直営駅
みどりの窓口 有

 


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