広電廿日市駅(ひろでんはつかいちえき)は広島電鉄宮島線の駅です。付近は住宅街であり、北側にJR廿日市駅があります。市名と同じ「廿日市」を名乗ってはいるが、行政機関などが集まる市の中心部へは隣の廿日市市役所前駅が最寄です。
南にしばらく行くと国道2号があり、店舗が立ち並ぶ。さらに南下すると瀬戸内海が見える。海沿いは工業地帯となっています。所在地は広島県廿日市市廿日市二丁目。
昭和初期の雰囲気を今に伝える広島電鉄唯一の木造駅舎は貴重な建物。2005年まで窓口が設置されていましたが、現在は無人化されています。
待合室部分に以前は店舗が併設されていましたが今は店舗部分は解体されています。2012年10月以降、現在の木造駅舎は周辺整備事業によるリニューアルのため取り壊され、新たなホームを約50メートル東側に移設し、新駅は2013年3月末の供用開始に向ける 2012年10月15日より解体作業が開始されました。
駅の宮島口寄りに踏切があります。宮島口方面ホームの宮島口寄りに駅舎がある。以前は、改札で運賃収受をしたが、現在は車内で支払います。また、2003年(平成15年)までは隣接して商店が存在した。2009年(平成21年)10月26日のダイヤ改正により、平日朝ラッシュ時の折り返し電車が再び設定されました。相対式ホーム2面2線の地上駅。
駅から西広島方向に150mほどの線路沿いに、旧廿日市変電所がありました。1922年(大正11年)に建設されてから2008年(平成20年)3月の新変電所稼動開始まで電気を供給していました。1945年(昭和20年)8月6日に広島に原爆が投下され、壊滅的な被害を受けながらも3日後に運転が再開できたのは廿日市変電所が残ったからです。
赤煉瓦造りの貴重な建物であり、保存を望む声も多かったが、2009年(平成21年)3月に解体されました。跡地は駐車場になっています。
1922年大正11年 この頃の旧廿日市変電車建設された。
1924年(大正13年)4月6日 廿日市町として開業。
1931年(昭和6年)2月1日 電車廿日市に改称。
1961年(昭和36年)6月1日 広電廿日市に改称。
1998年(平成10年)8月31日 朝ラッシュ時の廿日市駅折り返し電車廃止。
2005年(平成17年)11月30日 廿日市駅窓口業務廃止。
2008年平成20年3月 新変電所稼動開始
2009年平成21年3月 旧変電所解体された。跡地は駐車所になっている。
2009年(平成21年)10月26日 ダイヤ改正により、平日朝ラッシュ時の折り返し電車が再び運用開始
2012年(平成24年) 9月8日 広電廿日市駅 駅舎(旧駅)さよならイベントが行われた
2012年 (平成24年) 10月15日より 旧駅 広電廿日市駅の解体及び新駅の工事作業が開始。
駅構造 地上駅
ホーム 相対式2面2線
乗降人員
-統計年度- 2,651人/日
-2008年(平成20年)-
開業年月日 1924年(大正13年)4月6日
乗換 山陽本線(西日本旅客鉄道)廿日市駅
駅番号 M32
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