今シーズンリーグ戦で無敗で首位の神戸に2-1と逆転勝利。年内のホームラストゲームと次節の浦和戦をもって現役を引退する善積わらい選手のホームラストゲームを勝利で飾りました。
この試合はゴール裏が開放されたり、様々なイベントが企画されたこともあり、来場者数は4,754人でした。前のホームゲーム長野戦は1,663人でしたので約3倍です。ゴール裏にサポーターが入ると選手を後押ししてくれますし、ゴールした瞬間にサポーターが喜んでいる姿が映像に映るのでとてもよかったと思います。運営上の都合でゴール裏はサポーターを入れていなかったと思いますが、今後もサポーターを入れてほしいなと思いました。
本日の試合ですが、センターバックの筒井選手と白垣選手がおそらく怪我で離脱した影響で、FWの浅山選手を今シーズン初めてセンターバックで起用しました。その影響があり前半4分にディフェンスラインの連携ミスで空いたスペースを神戸にうまく使われて先制されました。あとで映像を見返すと、浅山選手と米田選手の両センターバックがバイタルエリアに釣りだされていました。
しかし、多くのサポーターに後押しを受けるホームのセレッソは、12分に中西選手からのパスを受けてポケットに侵入した高和選手がゴール前の百濃選手にマイナスのボールを折り返し、百濃選手がシュート。シュートが神戸の選手にディフレクトしてゴールに吸い込まれて1-1に追いつきまた。
16分にはデザインされたCKから脇阪選手が左サイドからあげたクロスを、ファーにいた矢形選手がヘッドであわせて逆転します。
前半のセレッソは前線からの守備では神戸の3バック(3-4-1-2)に2トップと高和選手を当てる守備と自陣でビルドアップを制限し、神戸にビルドアップされると4-4-2のブロックで守ったり、百濃選手がディフェンスラインに入る形の5バック気味で守るなど工夫して守備をしていました。前半終了間際までは攻守がうまく機能していたと思います。
後半、神戸は前線に高くて強い選手を3人並べて、3-4-3またはウイングバックが上がってに3-2-5気味の布陣でに変更しました。このためセレッソのサイドハーフがディフェンスラインにくぎ付けてとなり、ビルドアップがままならずカウンターのみの攻撃とならざるを得ませんでした。後半はほとんどの時間を神戸にハーフコートゲームをやられませしたが、神戸のシュートをセレッソの選手が体で止めたシーン、クロスバーが助けてくれたシーンなど、目に見えない力がセレッソのゴールを守ってくれたように思いました。
これまでは前半は互角以上に試合をしても後半に失点を重ねる試合が多かったのですが、今日の試合を通して、セレッソはまだまだ成長できるチームだと思うことができました。浦和戦と皇后杯をはさんで2025年の春からリーグ戦の後半戦が始まりますが、成長した姿を期待したいと思います。
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