福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

中途半端な中華のお椀

2024年08月09日 |  ┣銀幕のチャジャン
늦더위   「残暑」  〇〇〇--
(2092)



2024年に公開されたインディーズ系の青年期ドラマ。

ソウルの園芸センターでアルバイトをしながら公務員試験の勉強を続けて
いる30過ぎの青年が、センターの社長から、浪人生活に区切りをつけ、
センターの正社員にならないかと誘いを受ける。

青年は返事を先延ばしにしたまま、ふらっと1人旅に出かけ、いろいろと
寄り道をしながら故郷の清州忠清北道)を目指す。久しぶりに再会する
軍隊時代の後輩や中学時代の同級生たちは、それぞれが皆、年齢相応の
大人として社会生活を送っていた。

映画は、旅を終え、ソウルの半地下アパートに戻った青年が、殺風景な
アパートの窓際に小さな鉢を置き、培養土に水を含ませるシーンで終わる。
これは、園芸センターへの就職の決断を暗示していたのかもしれない。

そこそこ見ごたえのある映画だった。

なお、この映画には、ブログ主こだわりのチャジャン麺(韓国式ジャー
ジャー麺)は登場しなかった。


△明確に登場したのは、エビチリ、チンタオビール、コーラ

ただし、青年が軍隊時代の後輩から中華料理店で夕食とお酒(チンタオ
ビール)を振舞ってもらったシーンに、気になるお椀は登場した。


△ブログ主は、料理の分からないお椀が大嫌いである。

青年の前に置かれたお椀に入っていた料理は不明だが、ブログ主は、料理が
チャジャン麺であった可能性は非常に高い、と見ている。


(終わり)