福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

漢語字幕と韓国最高検

2018年01月30日 |  〇映画・映画音楽

中国系の動画共有サイトで韓国映画を見ると、当然のこととして、
必ず中国語の字幕が
ついている。
(日本の映画やアニメ、●Vの場合も同様)


中国語も勉強している「ヲタク」からすれば、中国語の字幕は、
ちょっとした中国語の勉強にもなれば、聞き取りにくい韓国語を
中国語の字幕を助けに理解するシーンもあったりして
、大いに
役立っている。

しかし、たまに、大切なシーンでトンチンカンな中国語字幕が
目に
入り、戸惑うこともある。


中国系のネット上に出回っている韓国映画の翻訳者の実力には、
相当なばらつきがあるようだ。


そうした中国語訳に接するうち、最近では、韓国映画を見ながら、
中国語訳のミスを発見することが、楽しくなってきた。

共有できる人の少ない、孤独で陰気な楽しみである。



たとえば、「インサイダーズ・内部者たち」の映画では、けっこう
大事なシーンで、翻訳者は「대검중수부」(大検中捜部=大検察庁
)が正確に聞き取れなかったようだ。

日本語に訳すとすれば、「最高検中央捜査部」くらいが妥当だろうか?

韓国の検察組織に関する知識が必要とされるシーンなので、聞き取れ
なかった翻訳者を責める気にはなれない。

「ヲタク」が、ちっぽけな優越感に浸る瞬間である。

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<最近観た映画>

내부자들 インサイダーズ/内部者たち」2015年 〇〇〇〇-
(63)



財閥、政界、保守メディアが癒着した権力に、捨て身で切り込む
非主流派
検察官。彼を手助けするのは、権力に使い捨てられた、
とある暴力組織のボス。

最後の大逆転劇が実に爽快である。



(終わり)


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