福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

仁川中華街とノワール

2018年02月18日 |  〇映画・映画音楽

악인은 너무 많다  「悪人がいっぱい」 2011年  〇〇〇〇-
(102)



インチョン(仁川)を舞台にしたノワール映画。

港と並び、中華街が主要な舞台の一つになっていた。


△インチョン中華街

暴力組織から足を洗い、闇の興信所を経営する男が主人公。



娘の親権を得るため裁判を準備しており、弁護士からは非正規でも
いいから税金を納める正業につくよう勧められている。



そんな男が、旧日本軍が仁川港に残していったとされる金塊を
めぐる血なまぐさい争いに巻き込まれていく。


△映画の中に登場した中華街の餃子

容易ならぬ事態の進展の中、彼は親権をあきらめ、時々、娘と
会えるようにしてくれるよう元妻に頼み、了解を得た。


△一人、餃子を食べる主人公

危険な調査の末、男はついに、思いもよらぬ真実にたどり着く。


△父親が殺された保育園の園長と中華街を歩く主人公

真実を知ってしまった主人公は、中華街の提灯の下で、黒幕が放った
2人組の刺客に刺されてしまう。


△提灯の下でうずくまる主人公

映画は、男の生死をぼかしたまま終わったが、「ヲタク」としては、
男が死んでいないことを願わずにはおれなかった。

それにしても、さすがは韓国ノワールだ。

とにかく俳優の存在感が半端ではなかった。


△真実を悟った主人公

特に主役を演じたキム・ジュンベ

風貌が、どことなく「ヲタク」の義理の兄(妻の次兄)に似ている。

次回のプサン訪問では、プサン中華街で、主人公が食べていた
군만두(焼き餃子)」でも食べてみるつもりだ。


해결사トラブルシューター解決士」 2010年  〇〇〇
(101)



元刑事で事件相談所を経営している主人公。

大統領選挙にからむ政界の汚職隠蔽工作に巻き込まれ、命の
危険にさらされる。


△ソン・セビョク(左)とオ・ダルス

信頼を寄せていた元の同僚に裏切られる中、主人公の命を救い、
ともに巨悪を暴いていったのは、2人の刑事だった。

俳優のソン・セビョクとオ・ダルスが、平凡ながら実直な刑事役で
いい味を出していた。



(終わり)


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