最近、日本では、局地的に発生する予測困難な集中豪雨を
「ゲリラ豪雨」と呼ぶことが多い。
新語・流行語大賞(ユーキャン)のトップテンに選ばれた2008年
頃から、すっかり耳になじんだ表現になっている。
△ユーキャン新語・流行語大賞HPより
ところで、この「ゲリラ豪雨」という用語は正式な気象用語ではなく、
日本の民間気象予測会社とマスコミが日本社会に定着させた、
いわば非公式な気象関連用語だとのこと。
だから、ウィキペディアの記述にもある通り(10年9月)、現在の
ところ、国際的には「ゲリラ豪雨」に直接相当する用語はなく、
その使用は日本国内に限られていると見るのが普通だ。
しかし、である。
2010年現在、例によって、韓国ではすでに、類似する表現が
当たり前のように使用されている。
△ネイバーニュースに見る「ゲリラ性豪雨」の例
「게릴라성 호우/폭우(ゲリラ性豪雨/暴雨)」なる表現がそれだ。
おそらくは、日本語から「輸入」された韓国語表現だろう。
ただし、まだ、完全に韓国語に定着した表現とも言えないようで、
最近では類似的な意味を持つ「기습폭우(奇襲暴雨)」なる
新しい漢字語表現も並列的に使用されている。
「ヲタク」は、どちらかと言えば、この「기습폭우(奇襲暴雨)」なる
表現が韓国語に定着することを応援したい。
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■물에 잠긴 광화문 사거리
浸水した光化門前交差点
(連合ニュース 9月21日)
추석 연휴 첫날인 21일 오후 서울 지역에 천둥ㆍ번개를
동반한 시간당 최고 100㎜에 달하는 기습폭우가 쏟아지면서
일부 도로가 통제되고 주택이 침수되는 등의 피해가
발생했다. 사진은 물에 잠긴 광화문.
中秋節連休初日の21日午後、激しい雷とともに1時間当たりの
雨量が100mmにも達するゲリラ豪雨がソウル地域を襲い、
一部道路には交通規制が敷かれ、住宅が浸水するなどの被害が
発生した。写真は浸水したソウル市光化門前交差点。
△「そんなことより、ヲタクさんッ!」
「この曲は、アメリカのロックバンド、ブランデーが、
ニューヨークの対岸にあるUnion Cityを歌った曲ですね?」
△「え?メスドリも、たまには正確なことを言うじゃないか」
「やっとオレの後ろ姿が見えて来たな」
(終わり)
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