2010年冬のプサン訪問には、フジフィルムの10倍ズーム機能
付きデジカメを初めて持参した。
その10倍ズーム機能が、期待以上の力を発揮し「ヲタク」を
喜ばせてくれた一方、思わず目を塞いでしまいたくなるような
現実を写し出すこともあった。
△プサン中華街南ゲート近くに立つ「ヲタク」①
プサン中華街の南ゲート近くで、「ヲタク」は安全ミラーに映る
自分自身を記念撮影してみた。
ズームを使った撮影では、「ヲタク」の危機的な頭髪の現状が、
かなり鮮明に写し出されていた。
△プサン中華街南ゲート近くに立つ「ヲタク」②
ここでは、低い倍率で撮影した関連写真を2枚だけ、大幅に
縮小して記録しておく。
「失って初めて得るものもあった」。
これは、頭頂部の産毛(うぶげ)さえ、ほぼ完全に失った
「ヲタク」の同級生が、まるで悟りを開いたような口調でやさしく
「ヲタク」に説いてくれた言葉である。
しかし、「ヲタク」は、まだそこまで悟れていない。
それどころか、悩みの真っ只中(まっただなか)にいるのだ。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)