-7月26日-
今度の放浪の旅も、ちょうど半ばを過ぎようとしている。
何人かの人から「山のレポがないけどどうなってるん?」などとメールを頂いた。
そうなんです、今回の放浪の旅には「山登り」は必然なのであります。
そうはいっても、連日の長距離運転のせいもあり疲れ果てているのです!
そしてこの日やっとの事で、「雌阿寒岳」に登りました!
摩周湖YHを出発。
素泊まりなんだけど、かなりの好感をもった!また来ます!
そして、8時前には雌阿寒温泉登山口について登り始める
このときは誰もいなくて、熊にご用心なんでいやな感じ!
まぁ、そんなことを思っても何の足しにもならないので
すぐの急登に息を切れせながら
あんな高いところにテープがあるということはかなりの積雪量
なんてゆっくり歩いていると
後続の人に追い越される
このとき、頭上に鳥のさえずりが
一瞬「シマエナガ」を見かけたんだけど、鳥用カメラが間に合わず
その代わりに
「エゾリス」が出てきた
「エゾリス」とは思うんだけれど?
さぁ、頑張って登ろう!
ハイマツになると、上部が見えてきた
そして、お花も現れはじめる
「イワブクロ」
そして、この花は固有種の「メアカンフスマ」だろうね?
花に気をとられていたが、だんだん足が疲れてきた感じ!
七合目を過ぎると、ちょっとやばそうになってきた
「メアカンキンバイ」でごまかされず
八合目を過ぎたあたりで
強烈な吊りが左足を襲ってきた!
どうしようか?ここまで来たのに下りるのはちょっとつらすぎる
左の岩肌で、たくさんのツバメ?が飛び回っている
鳥用カメラを出す気力も失せ、一歩一歩前へと進む
どうにか、九合目までやってきた
さぁ、悔いなきようひと踏ん張り
重い足を引きずるように、どうにか「とうちゃこ!」
軽やかな足取りで登ってきたトレイルランのカップルの写真を撮ってあげたら
成り行きで、私のも撮ってもらった!疲れを隠してにこり!
ここで今日の豪華ランチのつもりが、忘れているような?
なので、ひもじい思いの中下山を開始
頂上に着いたときはガスがかかっていたが
まるで、お疲れさんとの言葉をくれたかのように火口湖が見えた!
登るときに見つけたツバメの巣のあたりで、地元の方と出会った!
このツバメは何というのですか?と聞くと、私も知らないけどこんなところに!
などと話をしながら下っていると、またまた強烈な吊りに襲われた!
Kさんと言われる登山者が言われるには、吊ったときには直立の姿勢がいい!
とのことで、そのようにすると2分くらいで収まった
そんなこともあり、この方といろいろ話しながら下山をした。
北海道の熊は、メジャーな山では心配ない、人があまり行かないところが危ないとか、
花好きだったら、黒岳でなく緑岳がおすすめとか、
札幌周辺では車上荒らしに気をつけたがいいとか!
北見の焼き肉は是非食べてもらいたいなどなど!
かなりお話を聞かせていただいた上に、私の体調も気にかけていただいた。
「Kさん、お世話になりました。」と後ろ姿にご挨拶!
二合目付近でも再度の吊りがやってきたが、
15時には、無事に下山!
あ~あ、それにしても疲れた雌阿寒岳登山でした。
登山口にある「野中温泉(強烈な酸性湯)」で汗を流し、
この日の宿泊の「屈斜路原野ユースゲストハウス」に向かった。
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