よし坊のあっちこっち

神出鬼没、中年オヤジ、いや、老年オヤジの何でも有りブログだ!

吼えろ 枡添 !

2007年09月07日 | いろいろ
新しい安倍内閣も、相変わらずのヨタヨタ船出であるが、その中で今のところ、唯一の「買い」は、厚生労働省の大臣になった、吼える枡添だろう。
よし坊は、彼の信奉者でも支持者でもないが、今のところ、大臣の中で面白そうで、期待出来そうなのは彼しかいない。何より、「盗人は牢屋行きだ!」は極めて分かりやすく、今の世の中ではかえって強烈なメッセージになっている。

泥棒は牢屋行き、なんてのは、小さい頃から教わって居るはずだが、現代はあまりにもくだらぬ誘惑が多く、いつの間にか忘れるらしい。

いつ頃から、日本人の箍が緩んだのかを考えると、ロッキード事件で時の総理大臣が逮捕されるという前代未聞の出来事が境目だったのかもしれない。あの時、或る評論家が、「この事件は、今後の日本のモラル構造を大きく変えるかもしれない」と言っていたのを思い出す。総理大臣でも悪いことをするのだから、俺達も、、、。そういう流れが敷かれたのだと思う。人間は弱いから、上がやりゃ、下もやる。連れもってやりゃ、悪の連帯感だって湧くわな。そして、皆で渡りゃ、怖くない。

最近、地方公務員の学歴詐称問題が明るみになったが、これとて同じ。就職難の中で、誰かが考え付いたことだろうが、高卒者の就職チャンスを奪ってまで、学歴詐称して入りたい公務員職。この事件は、公務員とはそれ程美味しいショーバイである事を教えてくれる。超安定(倒産がない)、らくらくお仕事(5時には誰もいなくなった)、そして、国民がいる限り、死ぬまで税金でオマンマが食べられる。情けない連中だ。

兎に角、枡添には吼えまくって欲しい。日本列島、末端の役場まで緊張感が走れば、少しはマシになるかも知れぬ。

「お天道様が見ている」「禁断の果実、食うべからず」。この二つさえ肝に銘じていれば、安らかな人生が送れるはずなのだが。