戦後のヒーローって誰かと聞かれれば迷わず「力道山」。”戦後”という言葉が最早風化、若者に”戦後”と言ってもピンと来ないのは道理だが、戦争に負け、いじけていた日本人にその後の活力を注入してくれたのは、紛れも無く力道山。角界という伝統に凝り固まった世界を駆け抜け、プロレスという新しきものを日本人に見せてくれた天下のヒーロー。
小学校の頃、近くのパン屋がテレビを買い、通りから中のテレビが見えるので番組が始まるとあっという間の人だかり。一番人気はもちろんプロレスで、伝家の宝刀空手チョップが最後に炸裂、それに皆酔いしれる。
よし坊に敗戦の実感はないが、当時の大人達にはそれこそ敗戦はトラウマで、そのトラウマ症候群の大人達を前に、ヒーローは、憎き大男のアメリカ人をバッタバッタとなぎ倒す、その快感はいかばかりか。
日本人が、この半島から来た金信洛、後の力道山によって大いに勇気づけられたことに唯唯感謝するのみ。
最近日韓合作映画「力道山」を見たが、やはり実像に迫るには、リー・スンイル著の「もう一人の力道山」がおススメ。
小学校の頃、近くのパン屋がテレビを買い、通りから中のテレビが見えるので番組が始まるとあっという間の人だかり。一番人気はもちろんプロレスで、伝家の宝刀空手チョップが最後に炸裂、それに皆酔いしれる。
よし坊に敗戦の実感はないが、当時の大人達にはそれこそ敗戦はトラウマで、そのトラウマ症候群の大人達を前に、ヒーローは、憎き大男のアメリカ人をバッタバッタとなぎ倒す、その快感はいかばかりか。
日本人が、この半島から来た金信洛、後の力道山によって大いに勇気づけられたことに唯唯感謝するのみ。
最近日韓合作映画「力道山」を見たが、やはり実像に迫るには、リー・スンイル著の「もう一人の力道山」がおススメ。