父の記憶の格納庫は3つあります。
1つ目 お花見に行く! とか
お菓子をいただいたから
ここにしまっておく!
といった好ましい事実、
これはたった一度の会話でもしっかり
格納されています。
2つ目 自分は病気である!とか
お医者からお酒は禁止と言われた!
等の好ましくない事実
これは格納庫の扉自体が開きません。
よってどんなインパクトのある記憶でも
格納はされません。
3つ目 明日は8時に病院へ出発!とか
この薬はここに塗ってはいけないよ!
といった、あんまり好ましくはないけど
どうも覚えておいたほうが自分にとって良さそうな事実。
これは半開きの格納庫手前に置かれ、
何度も何度も点検.確認されます。
写真は私が子供の頃住んでいた家の茶の間、いとこやら叔母や祖母やらで、
おやつをもらっているところですね。
この頃の記憶は
父の格納庫のどこにあるのでしょうか……
鳥が3歩歩くと忘れるというのは
嘘です。 By ぴぃ
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