2022/02/10
羽生選手のフリーの演技が終わりました。
まだ最終結果を見ていないのですが
感想を書いておきたいのです。
滑っている羽生選手を見て
何を考えて滑っているのだろう
どんな思いが胸に去来しているのだろう
と思っていました。
羽生結弦というスケーターとして
生きてきた矜持が
その滑りに感じられました。
どこか静かな淡々とした心境を
私は感じたのですよ。
闘志とか、ひとつでも高い点数を取る
という気持ちは感じられなくて。
流れに身を任せていくような
でも、誇り高かった自分の気持ちに添うように
自分を大事にする滑りだったと
思いました。
4Aは出さないほうが
きっと点数は取れることはわかっている。
でも、出すと言ったからには出す潔さ。
これで肩の荷が下りたことがたくさん
あったことでしょう。
ほんとうにお疲れ様でした。
〈追記〉
試合後インタビュー
「もちろんミスないってことは大切と思いますし、そうしないと勝てないのは分かるんですけど、でも、ある意味あの前半2つのミスがあってこその、この『天と地と』という物語が、ある意味できあがっていたのかなという気もします」
「もう、一生懸命頑張りました。
正直、これ以上ないくらい頑張ったと思います。まあ報われない努力だったかもしれないですけど、でも、確かにショートからうまくいかないこともいっぱいありましたけど、むしろうまくいかなかったことしかないですけど、今回。でも、一生懸命頑張りました」
4Aが認定されたそうで
よかったですね!