2021/08/09
為末大さんが、「オリンピックを終えたアスリートの方へ」という文章を書いていらっしゃいます。
とても心に響きました。
内輪で面と向かう機会があれば、アスリートたちに、こういうことを言ってくれる人はいるでしょう。でも、為末さんもすべてのアスリートに直接会えるわけではない。
特に、10代そこそこでメダリストになってしまった人たちは、若く、今後の人生をどのように生きるか参考になるのではないかと思います。
「オリンピックを終えたアスリートの方へ」
〈オリンピックを終えた選手の皆さんお疲れ様でした。結果が良かった方も思わしくなかった方もいると思いますが、どの選手もここまで努力してきたことは素晴らしいことだと思います。
このようなタイミングでお話しするのは憚られますが、オリンピックに出たりメダルを取っても幸せになるとは限りません。東京五輪の残像という本があります。1964年に東京五輪に出場した選手を追跡取材しているものです。オリンピックの光があまりにも強いために、呪縛から逃れられず苦しむ様子が描かれています。オリンピックに出る方法、勝つ方法はたくさん語られていますが、出てしまった後どのように生きていくかは実はあまり語られていません。
全文はこちらでお読みください。
https://note.com/daitamesue/n/n942806bc5ee2
私のような凡人には知らない世界でした。栄光に輝いた後の裏側を見た気がしました。
これを読んで私が思い出したのは羽生結弦さんです。
きっとこういうことがあったんだろうなあ、こういうことで苦しんだ期間があったんだろうなあと思ったりしました。(推測ですが)
これはスポーツに限らず、何か大きな賞をもらった人にも当てはまるかもしれないなと思ったものです。