はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

五十肩の経過

2018年10月09日 | 五十肩の記録

2018/10/09


先日書いた久石譲さんの『音楽する日乗』(久石譲 音楽する日乗 [単行本])を読んでいたら、こんなことが書いてあった。


このところ忙しい日々が続いている。・・・・M病院のF先生に動かなくなった左手と肩の診察を受ける。診断の結果、肩は肩関節周囲炎、早い話が五十肩とF先生は断定した。問題の手は使いすぎでしょ。注射を4本打った。左手でアルペイジオを弾くと、真ん中のドより右に手がいかない。痛くても練習して大丈夫。(p69)


わあ、私と同じ!
私のは使いすぎかどうかはわからない。じっと座っていたり、パソコンを見ていたり、腕を動かさない動作が長時間続くと痛くなってくるので、使わないのがよくないと思っていたけれど。

左手が真ん中のドより右に行かないって、久石さんは大曲をコンサートで演奏なさったりするので大変だと思う。私は、この点はかなり大丈夫だ。左手は右にも行く。
この本は2016年当時だから、もうさすがによくなっていらっしゃると思う。

痛くても練習して大丈夫だそうで、私は弾くときには痛みがないので、せいぜい練習しなくては。

最初に痛みを感じたのが3月だから、もう7か月も続いている。
初めて病院に行ったのが8月、なぜ長い間行かなかったかといえば、10年前にもなったことがあり、その時は1度だけお医者さんに行って診断をつけてもらい、そのあと自分でリハビリをしたら半年後には、ほぼ元通りに治ったので、今回も治るだろうと思ったのである。

でも、今回のほうがずっとしぶとい。
未だに軽減しているとは言えない、それどころか進行しているように思うときもある。
単なる五十肩ではないんじゃないか、頚椎か、他の病気ではないかしらと思ったこともある。

病院を変えて、またレントゲンを取ったら、典型的な五十肩だそうだ。
病院を変えたのは診断を疑ったからではない。混みすぎて、待ち時間が長すぎるのだ。

そして自己流でいろいろ試した。

肩をホットタオルで温めるのは気持ちがいい、お風呂であったまるのも気持ちがいい。しかし、そのときだけで、腕が伸びたり治ったりすることはない。お風呂の中で、後ろに手を回すリハビリをしたら、息が止まるほど痛かった。温めた分だけ、よけいに痛いようにさえ感じた。

マッサージチェアに座って揉んでもらうと気持ちがいいが、それで治ることはない。
磁気治療器を買って、肩に貼って使ってみると気持ちがいいが、治ることはない。

もらった痛み止めを服用しても、ほとんど効いているようには思えない。
貼り薬も皮膚の表面はスーと気持ちがいいけれど、内部の関節には効いているようには思えない。

確実に軽減すると感じたのは動作をすることのみ。
痛みをこらえながら腕を上げたり、伸ばしたり、後ろに回したりすること。

しかし、これが痛いのだ。う~と声が出て、息が止まり、うずくまってしまうほど。
長い間、軽減しなかったのは、この痛みに耐えられず、すぐにやめてしまっていたからだ。

しかし、この痛みをこらえつつ20~30秒我慢してやっていると、だんだん痛みが軽減し、腕の可動域が大きくなってくることがわかってきた。これを繰り返せばだんだん良くなってくるに違いない。
1度よくなったからといって、また数時間たつと、痛みを感じ、動かなくなっている。
その繰り返しなのだけれど、繰り返しやるしかない。



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