問題 71 呼吸困難のある患者の看護について、適切なのはどれか。
1 酸素療法中は CO₂ ナルコーシスに注意する。
2 満腹感が得られるように食事を摂取する。
3 固めの便になるように排便コントロールをする。
4 仰臥位で安静を促す。
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・正解 1
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・正解 1
1 酸素療法中は CO₂ ナルコーシスに注意する。
2 満腹感が得られるように食事を摂取するわけではない。
3 固めの便にならないように排便コントロールをする。
4 起座位で安静を促す。
※ CO₂ ナルコーシス=呼吸の自動調節機能が破綻 二酸化炭素( CO₂)が体内に貯留 意識障害が出現
問題 72 嚥下困難のある患者の看護について、適切なのはどれか。
1 頸部後屈位をとるとよい。
2 食塊を咽頭に送ることができないのは咽頭期の障害である。
3 脱水になる危険性はない。
4 誤嚥時に備えて吸引器を準備しておく。
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・正解 4
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・正解 4
1 頸部を少し前屈させるとよい。
2 食塊を咽頭に送ることができないのは口腔期の障害である。
2 食塊を咽頭に送ることができないのは口腔期の障害である。
3 脱水になる危険性はある。
4 誤嚥時に備えて吸引器を準備しておく。
4 誤嚥時に備えて吸引器を準備しておく。
※摂食嚥下の5期=認知期・準備期・口腔期・咽頭期・食道期
問題 73 下痢のある患者の看護について、適切なのはどれか。
1 過敏性腸症候群は院内感染に注意する。
2 腹部マッサージを行う。
3 食物繊維の多い食品の摂取をすすめる。
4 肛門周囲の清潔を保つ。
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・正解 4
1 過敏性腸症候群は院内感染に注意する必要はない。
2 腹部マッサージを行うわけではない。
3 食物繊維の多い食品の摂取をすすめるわけではない。
4 肛門周囲の清潔を保つ。
※過敏性腸症候群=腸に疾患はないのに、腹痛や下痢、便秘を繰り返す
問題 74 救急処置について、正しいのはどれか。
1 自動体外式除細動装置(AED)は医療者が使用する。
2 二次救命処置(ALS)は医師以外は実施できない。
3 成人の心マッサージは、胸骨が約 5 cm 下がる強さで圧迫する。
4 小児の心マッサージは、胸の厚みの 1/2 まで圧迫する。
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・正解 3
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・正解 3
1 自動体外式除細動装置(AED)は医療者以外でも使用できる。
2 二次救命処置(ALS)は医師・看護師・救急救命士などが実施する。
3 成人の心マッサージは、胸骨が約 5 cm 下がる強さで圧迫する。
4 小児の心マッサージは、胸の厚みの 1/3 まで圧迫する。
※二次救命処置=病院などの設備の整った環境で、有資格者が行う救命処置
問題 75 手術療法を受ける患者の看護について、適切なのはどれか。
1 患者にクリニカルパス(クリティカルパス)について説明する。
2 全身麻酔をするときは 2 日前の昼から禁食する。
3 呼吸訓練は患者の痛みの訴えがある場合は行わない。
4 手術中、患者の観察は主として器械出し看護師が行う。
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・正解 1
1 患者にクリニカルパス(クリティカルパス)について説明する。
2 全身麻酔をするときは 手術室に入る8時間以上前から禁食する。
3 呼吸訓練は患者の痛みの訴えがある場合も行う。
4 手術中、患者の観察は主として外回り看護師が行う。
※クリニカルパス=入院中に行われる医療行程表
クリニカル=臨床の、医療の
パス=行程・経路
問題 76 血液透析時における不均衡症候群の症状はどれか。
1 皮 疹
2 頭 痛
3 黄 疸
4 下 痢
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・正解 2
※不均衡症候群=透析中から透析終了後12時間以内に起こる頭痛、吐き気、嘔吐など
皮疹=皮膚にあらわれる何らかの病変
問題 77 令和元(2019)年の人口動態統計で 30 歳代の年齢階級別死因順位 1 位はどれか。
1 自 殺
2 悪性新生物
3 心疾患
4 不慮の事故
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・正解 1
問題 78 胸腔ドレナージを受ける患者の看護について、適切なのはどれか。
1 肺に空気を送り込むための処置であると説明する。
2 排液バッグは 胸腔ドレーン挿入部位より高い位置に置く。
3 エアリークの有無を確認する。
4 呼吸性移動がみられた場合はドレーン内の閉塞を疑う。
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・正解 3
1 胸腔から胸水や空気を抜くための処置であると説明する。
2 排液バッグは 胸腔ドレーン挿入部位より低い位置に置く。
3 エアリークの有無を確認する。
4 呼吸性移動がみられた場合はドレナージが正常に機能している。
※胸腔ドレナージ=胸壁を切開し、胸腔にチューブを挿入 胸水や空気を抜くことで息切れや胸の痛み、咳などの症状改善
ドレーン=医療用の管
ドレナージ=ドレーンを使った処置
問題 79 肺結核の患者の看護について、適切なのはどれか。
1 インターフェロン γ 遊離試験(IGRA)は陰性となる。
2 抗結核薬の服用期間は 1 か月であると説明する。
3 抗結核薬は直接服薬確認が必要である。
4 感染性のある患者に接するときはサージカルマスクを着用する。
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・正解 3
1 インターフェロン γ 遊離試験(IGRA)は陽性となる。
2 抗結核薬の服用期間は 6~12 か月であると説明する。
3 抗結核薬は直接服薬確認が必要である。
4 感染性のある患者に接するときはN95マスクを着用する。
※結核=結核菌によって主に肺に炎症が起こる病気 空気感染する
インターフェロン γ 遊離試験(IGRA)=結核の診断に使用される医療検査
サージカルマスク=マスクを装着した人から排出される微生物を防ぐ
N95マスク=マスクを装着した人を守る
問題 80 睡眠時無呼吸症候群について、正しいのはどれか。
1 10 秒以上の無呼吸が 1 時間の睡眠中に 5 回以上ある状態である。
2 生活習慣病との関連性はない。
3 起床時に熟眠感がある。
4 標準治療は薬物療法である。
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・正解 1
1 10 秒以上の無呼吸が 1 時間の睡眠中に 5 回以上ある状態である。
2 生活習慣病との関連性はある。
3 起床時に熟眠感がない。
4 標準治療は経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP)である。
※経鼻的持続陽圧呼吸療法=睡眠時に鼻マスクを使用し、気道に適切な圧力を加えた空気を送り込む
<おことわりとお願い>
解説者は医療実務に関してはド素人です(正看の過去問4513問を2か月間で解き、ノート8冊にまとめました。 その後准看の勉強を開始し、現在ノートは14冊目。)!
また、本試験に記載の漢字の読みがなは、省略している場合があります。
自信がない解説には?をつけています。
その他、誤解も多いかも知れません!
疑義がある場合は、教科書などで、ご自身でお調べ願います・・・!
※お知り合いに准看試験受験の方がいらっしゃいましたら、当ブログをご紹介願います!
◎本ブログは収益化していません(ぺこり)!