<令和5年度A日程 准看護師試験 第31問~第40問・解答・解説> 准看過去問 准看本試験

2024年05月27日 | 准看合格法
問題 31  准看護師について、正しいのはどれか。 


1  厚生労働大臣の免許を受けて業務を行う。 

2  業務独占はない。 

3  診療の補助は医師の指示が必要である。 

4  医師の指示があれば、絶対的医療行為(絶対的医行為)ができる。




















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・正解 3


1  道府県知事の免許を受けて業務を行う。 

2  業務独占はある。 

4  絶対的医療行為(絶対的医行為)はできない

 
※業務独占=資格を所持していなければその業務を行うことができない

 絶対的医療行為=医師が常に行わなければならないほど高度に危険な行為


























問題 32  医療安全について、正しいのはどれか。 


1  ヒューマンエラーは起こりうることが前提である。 

2  過失では法的責任は問われない。 

3  事故後の再発防止のために個人の責任を追及する。 

4  看護職は医療事故の当事者となる可能性は低い。


















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・正解 1


2  過失では法的責任は問われる。 

3  事故後の再発防止のために個人の責任を追及するものではない。 

4  看護職は医療事故の当事者となる可能性は低いわけではない


















問題 33  エリクソンの発達課題の組合せで、正しいのはどれか。 


1  乳児期ー積極性 対 罪悪感 

2  幼児初期ー自律感 対 恥・疑惑 

3  青年期ー勤勉 対 劣等感 

4  壮年期ー親密性 対 孤独 













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・正解 2


1  乳児期ー基本的信頼感 対 不信感 

3  青年期ー自我同一性の確立 対 自我同一性の拡散
 
4  壮年期ー世代性 対 停滞  



<参考>

1  幼児期後期ー積極性 対 罪悪感 

3  学童期ー勤勉 対 劣等感 

4  成人期ー親密性 対 孤独 



























問題 34  被験者の自己決定権を示したのはどれか。 


1  ヒポクラテスの誓い 

2  ジュネーブ宣言 

3  アルマ・アタ宣言 

4  ニュルンベルク綱領

















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・正解 4


1  ヒポクラテスの誓い=医師の倫理・任務などにつての宣誓文

2  ジュネーブ宣言=人命尊重を医師の基本倫理とした医師の職業倫理

3  アルマ・アタ宣言=健康が基本的人権である

4  ニュルンベルク綱領=医学研究における人体実験の倫理指針






























問題 35  倫理的ジレンマの説明について、適切なのはどれか。 


1  規則を疑うことである。 

2  自己正当化することである。 

3  相反する倫理的根拠に対して生じるものである。 

4  倫理的に選択することである。














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・正解 3


※ジレンマ=2つの相反する事柄で板挟みになり窮地に追い詰められている状態



















問題 36  アンリ・デュナンによって設立された人々の救護活動と公衆衛生活動に貢献することをめ ざす団体はどれか。 


1  国際看護師協会(ICN) 

2  国際赤十字(IFRC) 

3  世界保健機関(WHO) 

4  世界医師会(WMA)















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・正解 2


※アンリ・デュナン=1828-1910 スイスの実業家
















問題 37  橙色のバイオハザードマークが表示された容器に入れるのはどれか。 


1  血液や体液 

2  血液が付着したガーゼ 

3  使用済みのアンプル 

4  注射針












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・正解 2


1  血液や体液 =赤色(液体または泥状の感染性廃棄物)

2  血液が付着したガーゼ=橙色(血液や汚染物が付着した固形物 紙おむつ、検尿用コップなど)

3  使用済みのアンプル =黄色(血液や感染物が付着した鋭利なもの)

4  注射針=黄色 他にメスなど
 

※アンプル=注射液を密封したガラスの入れもの

















問題 38  標準予防策(スタンダードプリコーション)において、感染源とみなすのはどれか。 


1  尿 

2  傷のない皮膚 

3  爪 

4  汗























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・正解 1


※標準予防策=感染症の有無に関わらず、すべての人に対して、血液、体液、汗を除く分泌物、排泄物、損傷した皮膚、粘膜等の湿性生体物質は、感染の可能性があるとみなして対応する方法 




















問題 39  抑制法について、適切なのはどれか。 


1  抑制を実施するか否かの判断は看護師が行う。 

2  患者や家族の同意が必要である。 

3  抑制を実施する理由についての記録は必要ない。 

4  人権擁護の観点から問題はない。












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・正解 2


1  抑制を実施するか否かの判断は医師・看護師長・担当看護師が協議し医師が決定する(某病院の規定)。 

3  抑制を実施する理由についての記録は必要である。 

4  人権擁護の観点から問題はある


※抑制=器具・薬剤を用いて身体的活動を制限すること

 抑制の3要件=切迫性・非代替性・一時性























問題 40  体位について、正しいのはどれか。 


1  仰臥位は、腸骨や外果部に 褥瘡ができやすい。

2  立位は、座位よりエネルギー消費が大きい。 

3  腹臥位は、呼吸困難時に適している。 

4  長座位は、腰部や殿部への負荷が少ない。 

















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・正解 2


1  仰臥位は、仙骨部に 褥瘡ができやすい。

3  腹臥位は、呼吸困難時に適していない。 

4  長座位は、腰部や殿部への負荷が大きい


※長座位=上半身を起こし、両足を伸ばした状態の座位










<おことわりとお願い>


解説者は医療実務に関しては素人です(正看の過去問4513問を2か月間で解き、ノート8冊にまとめました。 その後、准看の過去問をまずノートに問題を書き出して自身で解いてからアップしています。 現在12冊目。)!


また、本試験に記載の漢字の読みがなや太文字表記は、省略している場合があります。


自信がない解説には?をつけています。


その他、誤解も多いかも知れません!



疑義がある場合は、教科書などで、ご自身でお調べ願います・・・!


※お知り合いに准看試験受験の方がいらっしゃいましたら、当ブログをご紹介願います!




◎本ブログは収益化していません(ぺこり)!


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