吉田理論とは何か
僕が記事を書くときに、これは吉田理論です。科学的根拠とは関係がありませんと冒頭で述べていることが良くあります。
それはなぜかと言うと、
僕が記事を書く時の情報源は膨大であり、さらにその膨大な情報を自分の中で咀嚼して、解釈を加え、確信して繋いでいき、治療家として体験と、自分自身の体験、自然の観察などを得てその結果、出てきたものが記事になっています。
僕が故安保徹名誉教授の基(自律神経病研究会の正会員)にいて、すべての本を読んでいるからと言って、安保教授の免疫学ばかりをそのまま述べることはありません。
もっとこの世界は人間は奥が深く膨大な幅を持っているのです。
たった一つの理論ですべてを語ることなど到底できません。
僕が記事を書き、その内容が結果的に誰かの言っていることと似ている部分があったとしても、それはあらゆる情報と体験から導き出したら、結果的に似ていたということであり、そこに至り表現された内容は言葉以上のものがその奥にあります。
そして、僕が記事に書いた内容が知識がある人が見たときに、それは誰それがもう言っていますよと言われたとしても、僕は断言しておきますが、僕と同じ内容を書いている人はいません。
なぜなら、そこに綴られた言葉と表現、さらに解釈を見たときに、どこにも僕と同じことを言っている人はいないからです。
僕が述べる言葉は僕にしか述べることは出来ません。
だからといって、僕が発見したことなど何一つありません。なぜなら、自分で考えたことなど何一つないからです。
これは皆さんも同じです。そのアイデアはあなたが考え出したものではありません。
あなたが考えていると思っているものは、何一つありません。それはあなたのオリジナルではありません。
その考えはすべて外からやってきます。一つは親から、そして幼稚園、地域、友人、小学校、中学校、高校、大学、テレビ、新聞、インターネット、書籍、会社、宗教などあらゆるところでインプットされたものです。
あなたの口から出たり、あなたが記載しているあなたの考えは、あなたが考えたものは一切ありません。
それはあなたが考えていると思い込ませて、完全にあなたの思考を乗っ取り、あなた自身を偽装しています。
すべてが、どこか外からもたらされたものです。(正確には中にも情報がありますが、そこは無意識を超えたもっと深い領域)
ですから、実際はあなたはいません。あなたは外から何かをインストールして、あるいはインストールされて、あるいはディレートして、外からあなたの思考をハイジャックしたものであり、それがあなたという自己を偽装しています。
そのことについて多くの人が理解できていません。あなた媒体に過ぎないのです。
そのハイジャックされていることを理解していないがために、私が、僕が、というエゴに乗っ取られてしまっています。
それがあらゆるエゴを肥大化させ、お互いに争う原因となっているのです。
あなたは、そのことに気づき、あらゆるマジックを解いて、あなた自身を取り戻す必要があります。
僕が吉田理論と言っているのは、その背景が膨大なものから来ており、その論拠となるものは、どこどこの大学の教授の論文だとか、権威のあるサイエンスの論文だとか、ニューイングランジャーナルの論文だとかでは収まらないからです。
それに、何か科学的に権威のある論文があったとしても、それが正しいとは一切言えないのです。もし、そのようなことをすれば、それに対する科学的根拠のある論文はいくらでもあり、そのどちらもがこちらが正しいと主張してあるのです。
それは本当に不毛な論争です。全く結論もでなければ、意味のない根拠合戦で戦うことになるでしょう。
あるとすれば力による決着になり、それは全く非科学的終結をもたらすでしょう。
ですから、どこの権威が言ったとか、どの専門家が言っているとか僕は言わないし、そういうこととは関係が無いのです。
さらにその根拠を示せと言われても上記の理由と、さらに僕が読んだ書籍や経験をすべて示したところで、それはあまりにも膨大で皆さんがそれを読んで確認するの不可能です。
ということで、これは吉田理論ですよ。科学的根拠とは関係ありませんよ。自分で調べてくださいね。信じたらいけませんよ。と申し上げているのです。
そして、これは本当に吉田理論なので議論も論争も全くありません。
何しろ僕は正しさを主張するつもりが無いし、論争で勝とうとかいう考えは全くないからです。
ですから、科学的にそれは違うとか、僕にものを言う人がいたとしても、それに対して僕が述べることは何もありません。
そうですか、僕はこう考えていますとしか言えません。
ということでやはり吉田理論と言う言葉に集結します。
僕の記事を読んで、何かが浮かんだら、あとは自分で考えてください。
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