NHKスペシャル『新・ドキュメント太平洋戦争1941』(前編・後編)を視聴した。
現在のようにSNSがあったら、当時の人々は何をつぶやいただろうか?
そうした視点で、残された膨大なエゴドキュメント(日記などの自己語り資料)をAIによって分析しまとめた番組で、当時の市民、兵士、指導者の心の軌跡がわかりやすく描かれている。
開戦当初の真珠湾攻撃や南方作戦の戦果の報に接し「歓喜」「血沸き肉躍る」「心臓が破れそうな興奮」「この時に生まれた幸福」など当時の国民の熱狂が伝わってくる。
また、真珠湾攻撃中のパイロットの臨場感溢れる感情や、その時、宇垣纏参謀長が見た山本五十六の表情、ハワイ攻撃を受けた米兵の言葉など、初めて耳にする事実も多くあり見応えのある番組でした。
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私も20歳の叔父が南方への輸送船上で戦死。
父は満州で捕虜となりシベリアで2年間抑留生活を送り生前その悲惨さを時々聞かされました。
「生きて虜囚の辱めを受けず」と示達した東条英機が巣鴨プリズンでタバコを吸い食事をしている姿を見るたびに複雑な思いにかられます。
コメントありがとうございます。