よしかわ美術工房

再会

この夏、とても嬉しいことがありました。


今春まで当工房に通ってくれていた小学生の兄弟と久しぶりに会うことができました!!


千葉県の方へ引っ越しをしてから約半年。


まだあまり時間が経っていないことやお手紙でやり取りをしていたこともあって顔を見たときの驚きはありませんでしたが、お話をしていると何とも懐かしく温かい気持ちになりました。そのこともあったからでしょうか・・2人ともちょっぴりお兄ちゃんになっていたような♪
こちらは老いるばかりです(笑)


2人とも研究熱心な上にオリジナルの世界観で絵を描いたり工作をするのが好きだったので、これからも色々なことに挑戦して有意義な時間を過ごしていってほしいなと思います。




また、その前には約10年ぶりに再会した女の子もいました。


当時、小学4年生・・10歳でした。


神奈川県へ引っ越すことが決まったとお母さんからご連絡を頂いて数ヶ月・・そして最後の授業日・・


帰り際、その子はいつまでも僕の手を握っては泣いていました。


あれから10年・・


その女の子は20歳に。


最寄りの駅で待ち合わせをしました。


そこには、1人遠くを見てたたずむ大人の女性。


顔の雰囲気は少し面影が残っているような・・背も高くなっているし髪型もわからないので半信半疑に。もし周りにたくさんの人がいたら声をかけるのを躊躇していたと思います。
そこにいたのはもう“女の子”ではなく女子大生でした。そして落ち着いた口調で会話をするという何とも不思議な感じ。頭の中の記憶ではあの頃のままストップしているので、言葉では言い表せない感慨深い気持ちになりました。


懐かしい思い出話に花が咲き、時間はあっという間に過ぎていきます。
今は関東にある某薬科大学に通い、勉学に励んでいるとのことでした。「進む道は違うけど、あの頃の教えは今も残っています」と、とても大人びたお褒めのお言葉をいただきました。


絵画教室という“位置”は、絵や工作が上手になることだけを目的とした場所ではありません。

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